5月20日(水)
子どもの頃から、お嫁さんとか、花屋さんとか、お菓子屋さんになりたかったことはありません。
本に関わる職業には憧れましたね。
本屋さんとか。
雑誌の編集にも憧れたけれど、辞書の編纂は本当に憧れでした。
で、最近『Tiny Bookshop』というゲームの実況動画を見て、小さい本屋さんにめっちゃ憧れています。
くるまに本を積んで、古本を売るというだけのゲームなのですが、実際に存在する本を、お客さんの要望を聞きながらお薦めするわけです。
最初に見たのがGameKnackの動画でしたが、初めて私の方ができる!と思いました。
だって、お客さんに進める本、微妙に違うんだよ~。
多分、淡々と進むゲームなので実況向けではないせいか、あんまり日本人で極めているゲーマーが見当たらない。
大体4日目くらいで皆さん終わっているので、続きが見たいんだよ~。
でも、海外の人の実況だと、全然何やっているかわからないしさあ。
初めて自分で極めたいと思ったわ。
でもダウンロード版しかないので、できない。
本屋さん、やりたいよ~。
他にも、本が散らばっている図書館を片付けるゲームとか、インディーズのゲームはニッチな趣味をついていて、面白そうではある。
もちろんパッケージ版はない。
本日の読書:高慢と偏見とゾンビ ジェイン・オースティン&セス・グレアム=スミス
カバー裏より
『18世紀末イギリス。謎の疫病が蔓延し、死者は生ける屍となって人々を襲っていた。田舎町ロングボーンに暮らすベネット家の五人姉妹は少林拳の手ほどきを受け、立派な戦士となるべく日々修行に余念がない。そんなある日、近所に資産家のビングリーが越してきて、その友人ダーシーが訪問してくる。姉妹きっての優秀な戦士である次女エリザベスは、ダーシーの高慢な態度にはじめ憤慨していたものの……。全米で誰も予想だにしない100万部を売上げた超話題作、ついに日本上陸!』
母校の社会人向け公開講座でオースティンの講座をやった時、この作品についても面白いと紹介されてはいたのですが、ゾンビが怖くて手を出しませんでした。
でも、先日読んだ『『高慢と偏見』殺人事件』が面白かったので、勢いで借りてみました。
『『高慢と偏見』殺人事件』も、それ以前に読んでいた『高慢と偏見、そして殺人』も、『高慢と偏見』の登場人物が物語のキャラクターを持ったまま、違うシチュエーションでストーリーを動かす話でしたが、今回読んだこの作品は、全61の章立てもそのままに、原作の8割がたは変えることなく物語が進みます。
ただ、そこにゾンビという存在が付加されただけで。(挿絵がちょっとなあ…)

イギリスでは謎の疫病が蔓延し、そこら中にゾンビが出現します。
ゾンビ討伐のための軍も出撃しますが、ベネット家の5人姉妹は幼い時から中国に留学して少林拳の達人としてゾンビと戦います。
面白いのが、ダーシーのおばさまであるレディ・キャサリンも、日本で修行した伝説の戦士なのです。
一流は日本で修行し、貧乏人は中国で修行するという偏見が、上流階級にはあるようです。
…の割にレディ・キャサリンが差し向けた何人もの忍者が、エリザベスに一撃で殺されていますが。
ストーリーの骨格は変わっていないので、エリザベスとダーシーはお互いを思いながらも気持ちの伝え方が下手すぎてすれ違ってしまうのですが、その辺が楽しいラブコメなんですよね。
そうそう、原作と大いに違うのはウィカムがダーシーにぼこぼこにやられて、生涯寝たきりになるところ。
でもリディアは嬉々として結婚し、その生活ぶりに変化はなし。
ウィカムの性格も、もちろん変化なし。
最初の十数ページを読んだ時点で既視感がハンパなかったので、本棚からオースティンの本を引っ張り出してしまったら、本当に原作に忠実でびっくりしました。
だから余計にウィカムが寝たきりになったのには、ちょっと「ざまぁ」って思っちゃいましたね。
余談ですが、同じ本に『説得』も収録されていたので、驚きました。
これは大人になってから文庫本で読んだとばかり思っていたのですが、中一の夏休みに世界文学全集で読んだんだ…。
どこかで記憶の改ざんがなされたらしい。
