5月19日(火)

 

日焼け止めを塗りたくって、UVカットされた帽子をかぶっても、顔や首元の日光湿疹がかゆくてなりません。

今まではこんなことなかったのに。

 

アームカバーとかネックカバーとか、意識高いわけでもないのにそれっぽい格好をしなければならないのが恥ずかしくてたまらん自意識過剰系のわたし。

これ以上顔をカバーするとなると、萬田久子帽を買わなくちゃだめですか?

 

娘に「不審者パーカー買わなきゃだめだよ」と言われて、ついに不審者パーカーの購入を決めました。

萬田久子と不審者なら、不審者の方がましだ、という意味ではありませんが。

 

こんなやつです。

私はライムグリーンのを買いましたが、娘は黒を買うというので「それじゃあリアル不審者になっちゃうからやめて!」と頼んで、ネイビーのにしてもらいました。

だって、お散歩している時に、黒いこういうの着た人が向こうから走ってくるのに出くわすと、本当に怖いのよ。

向こうはただジョギングしているだけなのはわかるんだけど、黒は怖い。

 

ああ、意識高いわけじゃないのにこんな格好することになるなんて…。

ただのお肌よわよわ芸人(?)なだけなのに…。

 

 

 

 

本日の読書:硝子の塔の殺人 知念実希人

 

Amazonより
『雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、刑事、霊能力者、小説家、料理人など、一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。この館で次々と惨劇が起こる。館の主人が毒殺され、ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。さらに、血文字で記された十三年前の事件……。謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。散りばめられた伏線、読者への挑戦状、圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。著者初の本格ミステリ長編、大本命!』

新本格ミステリの集大成と言える作品。…なんでしょうね。
登場人物はすべて類型的だし、無駄に壮大で緻密。(誉めてます)
絶対、新本格ミステリが好きな人はハマると思いました。
私自身は新本格だろうと旧本格だろうと社会派だろうと、面白ければいいという程度の、こだわりのないミステリファンですが、それでも作中に名前の出てくる作家や作品名にいちいち感動しました。

最初に犯人が名前と共に出てくるのが「新本格」としては異例のことなのですが、その後犯人の思わぬ事件が続々起こり、いったい誰が何の目的で何をやっているのかがまったくわからない。
いや、わかったと思っても、覆される。

作者模索中でさんざん言っている。
「なぜ」には興味がない。
「誰が」「どうやって」が知りたいのだ、と。
そしてそれこそが、新本格の新本格たり得るところなのだから、「どうやって」が暴かれても次の「どうやって」が突き付けられる喜びときたら。
でもって、最後の落としどころが最高にキュート。

でもね、私気になります。
硝子の塔の構造が。
全面ガラス張りの家というだけでもちょっと嫌なのに、円錐形の11階建て。
各階の天井裏というか床下というか、それがどうなっているのか立体図を見ても断面図を見てもよくわからなかったけど、そういうことではなく。

ガラスって重いじゃないですか。
ポリカーボネートだったらダメなの?(多分美しくないからダメなんでしょうね。軽いし丈夫な建材だけど)
しかも円錐ということはガラスが斜めに設置されるということで、それは重力に対して脆弱になるのでは?

しかも凸レンズになってるんですってよ、奥さん。
柱や梁がなくてどうやって強度を保っていられるの?
そして思った以上にプライバシーのない建物でした。
いやじゃ、こんな建物。

そして何より許せないのが、11回の全面ガラス張りの最上階の展望室。
何を展望するのか知りませんが、その日当たり最高、遮るものなしの部屋に、古今東西のミステリに関するあれこれ、もちろん本も大量に展示しているって、正気か?
日に焼けてしまうやろがい!
普通図書館でも博物館でも、展示物は日焼けによる劣化を防ぐ工夫がなされています。
こんな管理でいいのでしょうか。
千反田えるじゃあないけれど、私気になります。