5月14日(木)

 

この間テレビを見ていたら、「老害」がテーマになっていました。

私が思う「老害」って、昔の仕事の仕方に固執して職場に混乱を招く人とか、何度も何度も同じ昔自慢を聞かせては士気を低下させる人とか、どちらかというと職場にとっての「害」をはたらく人と言うイメージなのです。

 

ところがテレビでは、年を取ったことで昔とは違ってしまったあれやこれやが、全部「害」。

え~、そんなことで~?ってなことまで「老害」。

 

年を取ることは全て「害」なのか?

誰にとっての「害」なのか?

見ていてもやもやしてきました。

高齢者と若年者の間に断層を作る必要ある?

なんか昔のアメリカの、「黒人専用」みたいで、嫌な感じです。

 

高齢者に限らず、失敗、苦手、短所なんて誰にでもあること。

カテゴリーでひとくくりにしないで、個別に判断してよ、という気持ちもありますし、年を取ってできなくなったことがあっても多めに見てよ、という気持ちもあります。

 

少なくとも、迷惑をかけられたわけでもないのに、「老害」という言葉で他人様の行動を貶めるのは、「老ハラ」では?と思いますよ。(いい加減この○○ハラもなんとかしてほしい言葉ではありますが)

最近は言葉のきつさに引っ張られて、定義がグダグダなこと多いですね。

内輪で笑っているうちはまだしも、マスコミが取り上げて傷口を広げるような風潮は、ちょっとなあ。

 

あと、お年寄りの皆さん、気にし過ぎです。

本当の老害の人は多分気にしません。(例えばトランプさんとか)

 

 

 

 

本日の読書:エンプティー・チェア 下 ジェフリー・ディーヴァー

 

カバー裏より
『町の問題児だった”昆虫少年”を無事逮捕したが、尋問するうちに少年の無罪を信じたサックスは、少年とともに逃走する。少年が真犯人だと確信するライムは、サックスを説得するが、彼女は聞こうとしないばかりか、逃走途中で地元の警察官を射殺してしまう。少年が嘘をついていたことも判り、状況は絶体絶命のデッドエンド!』

最後の最後まで真相がわからず、ハラハラしました。
上巻の時点で予想していた黒幕については合っていましたが、目の前の事件と黒幕が全然繋がっていかなくて。

殺人や誘拐の犯人と目されていた少年の無罪を信じて、サックスは少年を刑務所から逃がすのだけど、無罪を信じた決め手というのがよくわからなかった。
後にライムが少年と会った時にも、サックスが無罪を信じた理由がわかったというようなことが書いてあったけど、それもよくわからなかったなあ。

サックスの暴走により、地元の警察官に何人もの死者が出てしまったことで、うまく事件を収めることができるのか。
登場人物表に出てこない”宣教師”とは何者なのか。
なぜ敵は、いつもピンポイントでライムたちの裏を賭けるのか。
など、考えることがたくさんあって、楽しかったです。

しかも、黒幕はさておき、実働部隊の面々がさあ…玉ねぎを剥くように次々に…。
さすがにこれで終わりだろう、と思っても、まだ出てくるんだよ。

アメリカ南部の田舎町って、こういう感じなの?
怖い~。
もう、誰も信じられない。

でも、最後の方に出てきた、背の高い黒人の男の正体はすぐにわかったので、ライムがサックスのことを最後まで守ろうとしているのがわかって、安心した。
でも、町の人たちはこの解決で納得できたのでしょうか。
私がこの町の住人だったら、怒髪天だよ。