4月12日(日)

 

この間食べた、ベトナムのまぜそば「ブンティットヌン」。

細い米粉の麺(冷や麦みたいなやつ)なので、太麺好きな私としては「ブンボーフエ」の方が好きなのですが、この時はどんぶりの奥にちらりと見える揚げ春巻き目当てで頼みました。
中華の揚げ春巻きよりベトナムの揚げ春巻きの方が好き。
あと、大根のなますみたいなのが美味しい。

手前はベトナムコーヒー。

練乳たっぷりで、コーヒー苦手な私でも美味しく飲めます。

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本日の読書:『高慢と偏見』殺人事件 クローディア・グレイ

 

裏表紙より
『『高慢と偏見』のエリザベスとダーシーが結ばれてから二十二年。夫婦は長男のジョナサンと共にハウスパーティに参加する。嵐に閉ざされた二日目の晩、詐欺まがいの投資話で恨みを買うウィッカムが何者かに殺された。正義感と好奇心から、『ノーサンガー・アビー』のキャサリンの娘エリザベスとジョナサンは事件を調査することに。パーティの招待客は誰もが動機や秘密を抱えている。犯人の正体は?『分別と多感』『エマ』『説得』……ジェイン・オースティン作品のカップルが総出演する極上のパスティーシュ・ミステリ!』

面白かった~!!
『高慢と偏見』殺人事件というタイトルですが、実際にはオースティン・オールスターズ総出演です。
以前『高慢と偏見、そして殺人』を読んだとき、登場人物たちに違和感を覚えましたが、この作品はその不満をきっかけに書かれたということで、確かに人物造形に違和感はありませんでした。
『高慢と偏見、そして殺人』では容疑者となったウィッカムが、今回はみんなから憎まれて殺されます。

事件は『エマ』の主人公たちが開いたハウスパーティ(夏の休みに1カ月ほど滞在して上流階級の皆さまたちが親睦を深めるもの)に、呼ばれもしないウィッカムがやってくることから起きるのですが、そのパーティの招待客が、オースティンの作品に出てくるカップルまたはその子どもたち。

『高慢と偏見』のエリザベスの息子であるジョナサンと、『ノーサンガー・アビー』のキャサリンの娘であるジュリエット以外はみんな、ウィッカムに何がしかの弱みを握られていたり嫌悪を隠せなかったりしています。
ジョナサンとジュリエットだけはウィッカムに対してマイナス感情を持っていないので、二人は協力して犯人を捜すことにします。

というのも、この時代、何か不都合なことが起きると、階級の下のものに押し付けてお終いという解決法が取られることがままあり、それはフェアではないと若い二人(20歳と17歳)は思ったからです。
ところがこの時代、結婚していない男女がふたりだけで会話をしたり、手紙をやり取りすることがふしだらと思われてしまうので、連絡を取り合うことに無駄に苦労が多いのです。

階級の違う人同士の友情さえ異例なこととされる時代に、上流社会の社交ですから、何事もない風を装った裏で、皆が秘密を抱えています。
ところがジョナサンは空気が読めず、他人の感情に疎く、突発的な出来事に対応するのがとても苦手です。
そこをジュリエットが上手く補完していて、二人のコンビはとてもしっくりくるのです。

イギリスではなんと第4作まで出版される人気シリーズになったようですが、日本でも翻訳してもらえるでしょうか。
この作品を読んだら、猛烈にオースティンを再読したくなりました。
とりあえずアマプラで映画でも探してみようかな。