4月6日(月)
 
無事広島から帰ってきました。
もはや忘れかけているけれども、広島の思い出はまた明日。覚えてたらね。
今日は、昨日食べた牡蠣について、絶対忘れないように記録しておきます。
次回広島に行くときは、美味しかったものを再び食べられるように。
 
朝ご飯を食べずに宮島に行ったのは、観劇の翌日の5日(日)。
10年ほど前に宮島に行ったときは、ご飯を食べてから行ったので、食べ歩きができませんでした。
なので今回は空腹のまま宮島へ行ったのですが、ここで大誤算。
食事のお店って、たいてい11時にならないと開かないのですよ。
 
食べ歩き用に買った「ぺったらぽったら」のカキ。
結局お行儀よく座って食べたのですが。

 
開店と同時に飛びこんだ食堂で食べた牡蠣のみぞれうどん。
うどんのだし、激うまでした。
牡蠣も美味しい。うどんも美味しい。

 
娘とシェアして食べた、生の白魚。
しば漬けといっしょに食べても美味しい。

 
ここからは晩ご飯。
まずは先附の生かき八寸。
一番奥は生かき。スコッチウイスキーを2,3滴かけていただきます。
その前列、右からかきの塩辛、かきの佃煮、スモークしたかきのオイル漬け。
一番手前は4種のチーズに練り込んだかき。
火を通したかきの旨味が活性したのが美味しいのはわかってるんだけど、やっぱり生かきが好きだなあ。
それと、チーズのかきは家にお土産にしたいくらい美味しかったです。
 
かき味噌焼き。
本来は焼きかきのはずなのですが、最近はかきの成長があまりよくなくて、味噌焼きになってしまったそうです。
でも、小さいかきが3粒も入っていて、美味しかったです。
 
10年位前、『リトルトーキョーライフ』の企画で髙木くんと中島くんが、「うまい!」と言って食べていたかきと林檎のぐらたん。
うん、うまい。
この一つにかきがいくつ入っていたんだろう。

 
かきふらいと天麩羅。
前回来たときはソースをつけないでフライを食べたと思うのですが、今回つけて食べたら、自家製のソースがものすごくおいしくてびっくり。
10さんはここの天ぷらがめっちゃお気に入りで、今回お留守番で残念でした。

 
かきの土手鍋。
この辺でもうお腹が裂けそうにぱんちくりん。

 
でもご飯、食びる。

 
この季節に、なんともみずみずしいメロン。じるる。

接客してくださった方は、髙木くんが来店したころはまだ働いてなかったそうで、「玉森くんが来たときは知ってます」とおっしゃってました。
でも、広島でジャンプがコンサートした時、お嬢さんと見に行ったんですって。
「ジャンプくんたちもねえ、デビューした時はみんな小さかったのにねえ。今はみんな大きく、大人になってねえ。代わらず小さいままなのは山田くんくらいよねえ」なんておっしゃってましたが、私は心の中で「知念くんも…」と突っ込んでしまいました。
 
「かき船 かなわ」さんのそばの夜桜。
きれいでした~。

 
 
 
 
本日の読書:神様ゲーム 麻耶雄嵩

 

カバー裏より

『神降(かみふり)市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。町が騒然とするなか、謎の転校生・鈴木太郎が犯人を瞬時に言い当てる。鈴木は自称「神様」で、世の中のことは全てお見通しだというのだ。鈴木の予言通り起こる殺人事件。芳雄は転校生を信じるべきか、疑うべきか、神様シリーズ第一作。』

ちょっとナメてました。
もともとこの作品は、子どものためのミステリレーベルから出版されていたのを知っていたので。
でも、これを子ども向けに書いたって…すごいよ。
確かに薄くて、子どもにもわかる平易な文章で書かれていて…でも、この内容よ。
森博嗣の『探偵伯爵と僕』も驚いたけど、子ども向けか…。

主人公たちは小学4年生。
たった10歳なのです。
同じ町内の友だちと探偵団を作ったりしているのも御愛嬌。
最近市内で多発している猫殺しの犯人をみつけようと盛り上がっているなか、違う町内に住む親友が探偵団に入れてくれ、と言ってきます。
大人には気づかれにくい探偵団本部の場所は、探偵団以外には絶対秘密なので、断るのですが。

本部の裏庭で、親友の死体が発見されます。
ここから物語は、きな臭くなっていきます。

まず、主人公の芳雄が転校生の鈴木と親しく話をしたことが、ターニングポイントとなります。
ごくごく平凡な顔立ちで、特徴のない鈴木は、自分を「神」だと言います。
芳雄はそれを、都会ではやっているゲームか何かだと思う話を合わせるのですが、鈴木の予言をもとに猫殺しの事件を解決することになりました。

鈴木は本当に「神」なのか。
鈴木の言うことに間違いはなかったのかもしれませんが、「神」と親しくなった芳雄は幸せにはなれません。
構成がたくみなので、何を書いてもネタバレになりそうで、事件について書くことはできません。
もどかしい。

事件からは離れて、まず、目次に注目です。
順に「誕生日」「神様」「犯人」「天誅」「英樹」「死」「英樹」「天誅」「犯人」「神様」「誕生日」となっています。
「死」を軸に反転しています。
これが最後の「誕生日」で、完成するわけです。

正直、ミステリとしての醍醐味には欠けると思います。
証拠を見つけ、推理を展開し、真相に至るという流れではないので。
鈴木が真相を言います。
それが全て。
学生時代、ドリルの答えを最初に見てから、正解になるように理屈付けしていたことを思いだしました。
答はわかったけど、達成感はない。

つまり、「神様ゲーム」とは、芳雄の考える鈴木とのやり取りではなく、作者(神)の提示した真相を、どう破綻なく理屈付けられるのか、という作者から与えられたゲームなのでは、と、最終的には思いました。
で、まだ、納得いく結論が私には出せていません。
だって、少なくとも殺人課の刑事が、現場から逃げてから通報してきた子どもたちに、先に現場に戻っていなさいと指示するのは不自然すぎるよね。
これが事件と無関係とは、どうしても思えないのよ。