3月11日(水)

お気に入り柔軟剤

実は、この一年ほど、我が家では柔軟剤を使っていません。

年金生活で削れるところ…フワフワのタオルはガマンしよう。

人付き合いもめっきり減ったので、漂白剤もやめるか…と思いましたが、人付き合いが減ったのは私だけなので、一応漂白剤は使ってますが。

 

でも、例えばめったになく化粧した時に口紅がうっかりブラウスについたとして、食器用洗剤で汚れを浮かしてから洗えばいい話で、この年になると漂白剤って、全体的なくすみ落としなわけじゃない?

今どきの洗剤って、いろんな成分が入っているし、年寄り夫婦はさほど七めんどくさい汚し方しないし。

やっぱ漂白剤いらないのでは…。

と思いつつ、ついうっかり詰め替え用を買ってしまうわたくし。

 

洗剤も、ラク干しを買ってみたのはいいけれど、結局絡まるよねーなんて思って、しかも洗濯一回分の量が多いので、すぐ減るしで、もとの洗剤に戻そうと思いつつ、ついうっかり詰め替え用を買ってしまうわたくし。

だって、いいタイミングで生協の注文票に載ってくるんだもの。

 

結局絡まるラク干し洗剤ですが、ぶわっさと一振りしてから干せば、あら不思議。

しわになりにくいような気がします。

そして、何回か使っているうちに、タオルやジーンズが柔らかくなってきた気がします。

 

よく考えたら、年寄りの柔肌(?)にはごわごわタオルよりふわふわタオルが必要な気もしてきました。

漂白剤やめて柔軟剤に戻す?

いや、柔軟剤をやめた一番の理由が、「においがきつい」だったわ。

柔軟剤はやっぱりやめときます。

 

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本日の読書:横浜駅SF 柞刈湯葉 

 

カバー裏より
『改築工事を繰り返す〈横浜駅〉が、ついに自己増殖を開始。それから数百年――JR北日本・JR福岡2社が独自技術で防衛戦を続けるものの、日本は本州の99%が横浜駅化した。脳に埋め込まれたSuikaで人間が管理されるエキナカ社会。その外側で暮らす非Suika住民のヒロトは、駅への反逆で追放された男から『18きっぷ』と、ある使命を託された。はたして、横浜駅には何があるのか。人類の未来を賭けた、横浜駅構内5日間400キロの旅がはじまる――。』

目次
・時計じかけのスイカ
・構内二万営業キロ
・アンドロイドは電化路線の夢を見るか?
・あるいは駅でいっぱいの海
・増築主の掟
・改札器官

噂にたがわず、めちゃくちゃ面白かったです~。
各章のタイトルも秀逸。
パロディでありながら、ちゃんと内容を表しています。

この世に誕生して以来、100年以上にわたり一度たりとも工事が終わったこののない横浜駅を舞台に、ここまで壮大でバカバカしくもドラマチックな物語が!…ぷっくっく…。

主人公のヒロトは、横浜駅の外側に住んでいる。
Suikaを持たないため、1415番出口から出る駅の廃棄物を食べたり直したりして、周囲5㎞ほどの土地(九十九段下)に近所の人たちと暮らしている。
彼らが勝手に駅に入ろうとしても、自動改札に阻まれるだけなので、いつか大きな世界(エキナカ)を旅してみたいものだと思っている。

ある日、駅から追放された男から「18きっぷ」を渡され、使命を託される。
5日間という期間限定ではあれ、ヒロトは初めてエキナカに乗り出すのだが、Suikaを持たず社会の仕組みもわかっていない彼は、次々に困難に見舞われる。

過去に、大きな戦争があったのだそうだ。
衛星兵器で都市攻撃を受け、ネットワークが分断されたことから、各地に存在したJRを統合知性体として用い、建物の修復から拡大へとその領土は本州全域に広がり、人間はSuikaを埋め込むことによって、統合知性体の管理下に置かれることになった。

とはいえ、管理下に置かれた人間が何をしているのかは、全然わからない。
普通の市民が出てこないので。
6歳までの子どもはSuikaがなくても駅への出入り自由だが、6歳になった時にSuikaのデポジット代50万ミリエン(円に直すと500円だね)を払えないと、エキナカから追放される、というシステム。

領土拡大を続ける横浜駅と敵対しているのが、JR北日本とJR福岡。
関門海峡を挟んで武力抗争をしているJR福岡に対して、極めて高度なテクノロジーで何をやっているのかよくわからないJR北日本。
それぞれの立場の者が、それぞれに行動しているのだけど、すり合わせがないので全体像はあまりよく見えない。

ヒロトとネップシャマイとケイハとトシルとハイクンテレケが一堂に会して近況報告をしてくれたらなあ。
あと、ユキエの正体とか、JR北日本での人間の暮らしぶりを知りたいのだけど、前日譚は出版されていても続編は書かれていないみたいで残念。
前日譚の方も北広島の図書館にはなさそうだから、札幌の図書館で探してみないとなー。

ところで作家名の『柞刈湯葉』。
いつもはIMEパッドの手書き入力で書いていたから気づかなかったけれど、試しに「いすかりゆば」と検索しようとしたときに「イスカリオテのユダ」に似てるなあと思ったのだ。
そうしたら、当初のペンネームが「イスカリオテの湯葉」だったのね。
名義まで小ネタだったとは、最初から最後まで笑わしてくれるぜ。