2月10日(火)

 

長男が本屋さんに行ったのですが、欲しい雑誌が買えずに帰ってきました。

最近の大雪の影響で、週刊誌なども1週間遅れで入荷という話も聞いていたので、しょうがないと思うのですが。

思うのですが、どうにかならんのか⁉

 

こういうことは割とある話で、1週間遅れた週刊誌なんて、気の抜けた炭酸水のようなものじゃありませんか。

本の流通の場合、日販・東販という取次業者が出版社と書店の間にあって、どこに何をどれくらい流通させるかを決めています。

このシステムは動かしようがないのかもしれませんが(利用者としては、農協ぐらい邪魔)、本州の発売日に北海道では売っていないという状況をなんとかしてほしい。

 

データは東京の本社で管理していていいから、印刷と製本を北海道の工場で行うことがなぜできないのかと思っています。

ねえ、なんで?

 

普通の本も、本屋さんに予約をしたところで、いつ入荷するかわからないんです。

Amazonならすぐ届く本が、町の本屋さんに頼むと2週間くらいかかる。

実はこの間注文した毛糸も、2週間くらいかかると言われて、10日で納品してくれた。

Amazonができることが、他の業界ではできない理由がちょっとよくわかりません。

 

で、今日はHey!Say!JUMPの新曲フラゲ日でした。

一応タワレコさんからは「送ったから受け取って」とメールはきていましたが、届いてないかもな―と思いつつ指定のセブンイレブンに行くと、届いてましたよ、発売日前日の午前中に。

 

本が売れないと嘆く気持ちもわかりますが、もうちょっと利用者の利便性も考えてほしいです、出版業界には。

 

 

 

 

本日の読書:よろずを引くもの お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加

 

Amazonより
『多発する万引きに町内会全体で警戒していた矢先、犯人らしき人物をつかまえようとした菓子舗の主人が逃げる犯人に突き飛ばされて怪我をしてしまった! 正義感に駆られる望と洋平は、犯人の似顔絵を描こうと思い立つが……商店街を巻き込んだ出来事を描いた「よろずを引くもの」を始め、秋の神楽坂を騒がす事件の数々を収録。粋と人情、そして美味しい手料理が味わえる大好評シリーズ、待望の最新作!』

目次
・よろずを引くもの
・ガッタメラータの腕
・いもくり銀杏(ぎんなん)
・山椒(さんしょ)母さん
・孤高の猫
・金の兎
・幸せの形

西條奈加にハズレはないからなあ、と油断して、シリーズの最新刊をうかつにも読んでしまった。
しかも時代物ではなかったよ。

神楽坂で履物屋を営む元芸者のお蔦さんと、その孫の望(のぞむ)が、町で起こったちょっとした事件を解決していくシリーズ。
料理なんぞまったくやらないくせに、元芸者だっただけあって舌の肥えているお蔦さんの家で食事を担当しているのが、孫である高校生の望。
彼の作るおいしそうな料理も、このシリーズの売りの一つと思われる。

けれど、読みながら「シリーズを遡ってまで読まなくてもいいかな」とも思っていた。
面白く読んではいるものの、この程度の本なら他の作家もたくさん書いているからなあ、と。

なんでこのように感じてしまうのか、つらつら考えるに、重たいものを背負っていないからではないか。
現代に生きる男子高生と、元芸者はさておき履物屋さんの前に、頻繁に重大な秘密や背負いきれない重圧を背負った人間は現れない。
身分制度があるわけでもない現代で、命の危機も逃れられない運命もさほどない。

と思ったのだけど、『孤高の猫』を読んで、また考えが変わる。
現代は現代の、どうしようもない境遇や閉塞というものがあるのだった。
『いもくり銀杏』でのワンオペ育児に疲れた母、『孤高の猫』でのSNSが暴く過去の不祥事に翻弄される家族。

やっぱり最初から遡ってみようかな。