1月29日(木)
 
白が200色あるように、じゃがいももいろいろあるんです。
最近は煮崩れしないものや、一年寝かせて甘みを増したものなどが人気があるようです。
 
北海道のスーパーでは、メークインとキタアカリが鉄板ですかね。
男爵はあったりなかったり、とうやはなかったりあったり。
インカのめざめはあり寄りのなかったり、かな。
 
私が好きなのは、今更ですが男爵です。
今どき人気の芋に比べて味は薄い。
つまり旨味が薄い。
でも、粉ふき芋には欠かせないほくほくほくほく。大好き。
道の駅などで見かけたら必ず買うのは、レッドムーン。
味が濃くて、適度にほくほく。
どうも私はほくほくが好きらしい。
 
生協のチラシを見たら、まあすごい種類のじゃがいもがあります。

今回注文したのはひかる。
マチルダさんとめっちゃ悩んだけど、マチルダさんは時々スーパーで売ってるからな。
やっぱりほくほくに弱いのだ。
 
 
 
 
本日の読書:777 トリプルセブン 伊坂幸太郎

 

Amazonより

『やることなすことツキに見放されている殺し屋・七尾。通称「天道虫」と呼ばれる彼が請け負ったのは、超高級ホテルの一室にプレゼントを届けるという「簡単かつ安全な仕事」のはずだった――。時を同じくして、そのホテルには驚異的な記憶力を備えた女性・紙野結花が身を潜めていた。彼女を狙って、非合法な裏の仕事を生業にする人間たちが集まってくる……。』

ようやく読めた、殺し屋シリーズの最新作。
やっぱり好きだわ、このシリーズ。

徹底的についていない男「天道虫」。
もともとは殺し屋なのだが、あまりの運のなさに、「簡単かつ安全な仕事」を請け負っている。
今回は超高級ホテルに宿泊する男にプレゼントを届ける、というだけのはずだった。
案の定ちょっとしたアクシデントはあったが、とりあえずこのホテルから出ることさえできたら、任務は無事完了のはずだったのだが。

一度見聞きしたものを決して忘れない紙野は、非合法の組織を抜けようとホテルの一室に身を隠し、逃がし屋が雇っていたボディガードを待っていたのだが…。

「マクラ」と「モウフ」、「高良(コーラ)」と「奏田(ソーダ)」、「アスカ」「ナラ」「カマクラ」「ヘイアン」「センゴク」「エド」など、多くの殺し屋がホテル内を追いつ追われつ殺し合う。
6人組の吹き矢の殺し屋は問題外として、私が今回一番好きなのは乾だ。
一筋縄ではいかない、珍しく厚みのあるキャラクターで。
ああ、仲介屋の真莉亜もなんだかんだで「天道虫」と心配し合っていて、よき。

『楽園の楽園』にも出てきた、「人間はストーリーを求めている」という考え方は、為政者が好きそうだよね、と思っていたら、やっぱりそれを逆手に取った人物が出てきたし、奏田が読んだ自己啓発本のタイトルがいちいちツボで、「こいつはもしかしてタイトルしか読んでいないのでは?」という「天道虫」の心の声に笑う

殺し屋ばっかり出てくるストーリーで、相当自分勝手な人たちの物語なのに、最後にちょっと胸を突かれるのはお約束。
でも、あんなに頑張ったのに誰からも感謝の言葉をもらえなくて拗ねる「天道虫」が…いくつだ、一体?

他人と自分を比べるところから、不幸は始まるんだって。
確かにねー。