9月4日(木)
今日は半期に一度の子宮がん検査の日でした。
昨日の夜10さんから「コロナがまた流行っているみたいだから、マスク忘れないようにね」とは言われていた。
が、病院の入り口に貼ってある「院内ではマスクを必ず着用してください」の文言に、足が止まった。
すっかり失念していた。
が、安心してください。
私が病院に着いたのは、予約時間の一時間前。
慌てることなく最寄りのコンビニに向かい、マスクを買って事なきを得ました。
「やれやれ」と余ったマスクをバッグにしまおうと思ったら…マスクケースが入っていた。
買わなくてよかったんじゃん!
やっぱちゃんとしてるわ、私。
気を取り直して病院に戻り、受付機に診察券を入れる。
ペッと吐き出される。
ん?
もう一度入れる。
ペッと吐き出される。
私、予約日間違ってた?
あり得る。
私はそういうところが、実に抜けている自信がある。
と思って、予約表を確認。
日にちはあってるけど、もしかして年が違う…なんてことがあるわけもなく、正しく今日の予約である。
やっぱちゃんとしてるよ、私。
係の人に理由を言って、窓口で診察券を再発行してもらう。
今日は受診までにえらく寄り道をさせられました。
肝心の検査の方は、ホルモン剤をやめてから一年たっているけれど、まだ治療の影響は残っているそうなので、引き続き半年ごとの検査を行うことになりました。
ただし組織を取ってがんセンターに送るのはやめて、エコー検査のみ。
それでも卵巣の状況も見てもらえたし、筋腫の数もサイズも形状も今までと変化なしということなので一安心。
組織検査が無くなったおかげで診察代がお安くなりました。
通院回数も減っているし、これはもう計算するまでもなく医療控除は受けられないな、と一瞬思ったのですが、計算するのは10さんなので、とりあえず今まで通り書類は残しておきます。
今週は月・火が雨、昨日はドライブであまり歩かなかったので、病院から歩いて帰宅。
昨日の温泉で湯あたりしたのか、昨夜はスライムになった夢を見るほど体はだるいのだけど、歩いて帰宅。
帰宅後は、昨日できなかった生協の注文書作成と、晩ご飯当番と買い物と…休む暇なし。
というわけで、さっきまで爆睡しておりました。
これ書き終わったら、また寝ます。
本日の読書:先生、ヒキガエルが目移りしてダンゴムシを食べられません! 〔鳥取環境大学〕の森の人間動物行動学 小林朋道
Amazonより
『脱走ヤギは働きヤギに変身し、逃げ出した子モモンガは自ら"お縄"になり、砂丘のスナガニは求愛ダンスで宙を舞う…。コバヤシ教授の動物センサーは今日も絶好調!自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を、人間動物行動学の視点で描く。大人気、先生!シリーズ。どの巻から読んでも楽しめます。』
目次
・真無盲腸目の動物とKjくんの話
・ヤギの体毛の夏毛と冬毛
・ヒキガエルで新しい対ヘビ威嚇行動をみつけた
・Okくんは自分のニオイでヤギの脱走経路を発見した!
・シジュウカラは生きたシカやキツネから毛を抜いて巣材に使うようだ
・クルミが逝った日
・二ホンモモンガの子どもは家族のニオイがわかる!
・千代(せんだい)砂丘には驚きと発見があふれている!
今回は、学生さんとの思い出から動物とのエピソードへとつながる話が多かった。
先生の指導のたまものか、それとも最初からなのか、ここに登場する学生さんたちは皆、自分が研究したいという対象を明確に持っていて、実験や研究に対する熱量が極めて高いように思う。
だからこそ、ユニークな存在として先生の記憶に残っている学生が多いのだろう。
小林先生、とうとう鳥取環境大学の理事長であり学長であるという、経営と教育の両方でトップになられて、自身の研究の時間や執筆の時間が持てるのかなあ、と心配になる。
長いこと読み続けてきたこのシリーズで、最も登場回数が多いと思われるヤギのクルミが亡くなった。
高齢による自然死ということで、ひとまずよかったというか、寂しい限りである。
先生たちがクルミの遺体を運び出すとき、他のヤギたちが小屋の前に立ち並び、大きく低い声で鳴いたのだという。
ヤギたちも、先生たちの行動の意味が分かっているのだろうと思える行動。
今まで教えられることばかりだった小林先生が知らないと書いた、北海道に生息する東京トガリネズミの名前の由来を、私は知っている。えへん。
新種の発見として学名を申請したとき「EZO」書いてあったのを、どこかで「EDO」と転記ミスをしてしまい、学名がEDOのトガリネズミなので、トウキョウトガリネズミという和名になったのだ。
私はこれを、北海道検定の問題集で知ったのだけど、QuizKnockの動画でも伊沢さんがそう言っていたものがあるので、多分今頃は学生さんから教えてもらっているだろうなあ。