8月23日(土)
今日は朝からお天気が不安定だったので、午前中の図書館は10さんに車で連れて行ってもらいました。
そしてそのあと、10さんはエスコンに野球観戦に出かけて行ったのですが、どんどんお天気が回復してきたのでお散歩に。
しかし風が強くて強くて、5000歩ほどで断念。
家に帰ったら、10さんがテーブルの上に置いて行った何やらの書類が飛び散っておりました。
多分世間一般の人よりも強風が怖い。
思い当たる出来事は特にないけど、風が「ビュービュー」と吹いているだけで、心臓がぎゅうっとなるくらい怖い。
なので、家に帰って2時間ほどグーグーと気絶してしまいました。
栗のイガが青いうちにゴロゴロ落ちてました。
多分、札幌は今年最後の30℃超え。
出来ますれば、冬はゆっくりやってきてくれますように。
本日の読書:「死ね、クソババア!」と言った息子が55歳になって帰ってきました 保坂祐希
過保護過干渉の母親に「死ね、クソババア!」と言い捨てて18歳で家を出た息子が、人生どん詰まりで打つ手なしの状態で実家に帰ってきた話だと思って読んだのだが…。
母一人子一人で、しかし母の実家で祖父母とともに暮らしてきた晴恵と達彦。
18歳で家を出たのは同じだが、大学進学で出て行ったのだ。
ずっと医学部に進むと言っていた息子が受験直前に「医者にはならない」と言って進路を変えてからぎくしゃくしてきた母子関係。
「医者になると思って身を粉にして学費を貯めてきたのに。学者なんて大したお金にならないんでしょ?」の一言にキレた息子が放った言葉が「死ね、クソババア!」
で、大学院まで親の金で進むんだな、これが。
しかし在学中はもちろん、自身の結婚を含む冠婚葬祭の親戚づきあいの時しか連絡し合わない。
結婚相手は総合商社に勤めるキャリアウーマン、娘はキャビンアテンダント。
出来た嫁が孫を連れて遊びに来たり、時候の挨拶をくれたりするものの、息子は音信不通。
ところが、ある日突然息子が家に帰ってきた。
離婚するという。
理由は言わない。
こっそり食事を食べ、洗濯物をそっと出す。
うわ~、嫌だ~!
大学の助教で世間的にはお偉いのかもしれないけれど、人として嫌だ~、この息子。
肝心の晴恵は、ガンで余命2年を宣告されたばかり。
なのに、まず息子の世話を優先するんだよ。
祖父母の家にいたとはいえ、専業主婦だった母が社会に出て苦労しているところくらい知っていただろう。
総合商社に勤める妻が、実家の母に手伝ってもらわないと家のことに手が回らないことも知っていただろう。
なのに、家事能力ゼロ。家計管理の概念なし。
どこまで母や妻に甘えていたのか。
妻に無断で研究に費やした借金1000万円を返す当てがなくて、離婚届を置いて黙って実家に家出。
後期高齢者の母親が最後に息子のためにした決断。
実家は息子に残したものの、老後資金で入れる老人ホームに入居。
「俺が介護しようと思ったのに、なぜ勝手に老人ホームに入居を決めた!」とキレた息子は、面会にも来やしない。(あんたに介護の何ができる?)
最後にホームの職員に付き添われて、そっと家の様子を覗いてみたら、息子一家が幸せに過ごしていましたとさ。
それでもまた、生まれ変わっても達彦の母になりたいって…私には無理だ。
Amazonより
『息子「俺、離婚することにしたから。今日からここに住むわ」母「ええっ!? 離婚!?後期高齢母と初老の息子。突然始まった二人暮らし、そして二人旅。笑いと涙のハイエイジ・エンターテインメント!75歳、両親が遺した鎌倉の家に一人暮らしの晴恵。一人息子の達彦は、大学進学をめぐる意見の食い違いから「死ね、クソババア!」と捨て台詞を残して家を出て以来、ほとんど音信不通。終活を意識し始めた晴恵の元に、55歳になった達彦が突然、非の打ちどころのない嫁を捨てて帰ってきた!離婚原因は? これからどうするつもり? 聞きたいことは山ほどあるのに言い出せないまま始まった母子生活。おっかなびっくり息子の胸の内を探り、嫁を訊ねて探偵よろしく事情を聞くが埒はあかずーーそんな中、ひょんなことから息子と二人で九州旅行に行く羽目に。後期高齢者の母と初老の息子、果たしてその行く末は。母と息子のドタバタ、高齢者あるある、そして最後はほろりと泣ける。すべての親子に贈る物語』過保護過干渉の母親に「死ね、クソババア!」と言い捨てて18歳で家を出た息子が、人生どん詰まりで打つ手なしの状態で実家に帰ってきた話だと思って読んだのだが…。
母一人子一人で、しかし母の実家で祖父母とともに暮らしてきた晴恵と達彦。
18歳で家を出たのは同じだが、大学進学で出て行ったのだ。
ずっと医学部に進むと言っていた息子が受験直前に「医者にはならない」と言って進路を変えてからぎくしゃくしてきた母子関係。
「医者になると思って身を粉にして学費を貯めてきたのに。学者なんて大したお金にならないんでしょ?」の一言にキレた息子が放った言葉が「死ね、クソババア!」
で、大学院まで親の金で進むんだな、これが。
しかし在学中はもちろん、自身の結婚を含む冠婚葬祭の親戚づきあいの時しか連絡し合わない。
結婚相手は総合商社に勤めるキャリアウーマン、娘はキャビンアテンダント。
出来た嫁が孫を連れて遊びに来たり、時候の挨拶をくれたりするものの、息子は音信不通。
ところが、ある日突然息子が家に帰ってきた。
離婚するという。
理由は言わない。
こっそり食事を食べ、洗濯物をそっと出す。
うわ~、嫌だ~!
大学の助教で世間的にはお偉いのかもしれないけれど、人として嫌だ~、この息子。
肝心の晴恵は、ガンで余命2年を宣告されたばかり。
なのに、まず息子の世話を優先するんだよ。
祖父母の家にいたとはいえ、専業主婦だった母が社会に出て苦労しているところくらい知っていただろう。
総合商社に勤める妻が、実家の母に手伝ってもらわないと家のことに手が回らないことも知っていただろう。
なのに、家事能力ゼロ。家計管理の概念なし。
どこまで母や妻に甘えていたのか。
妻に無断で研究に費やした借金1000万円を返す当てがなくて、離婚届を置いて黙って実家に家出。
後期高齢者の母親が最後に息子のためにした決断。
実家は息子に残したものの、老後資金で入れる老人ホームに入居。
「俺が介護しようと思ったのに、なぜ勝手に老人ホームに入居を決めた!」とキレた息子は、面会にも来やしない。(あんたに介護の何ができる?)
最後にホームの職員に付き添われて、そっと家の様子を覗いてみたら、息子一家が幸せに過ごしていましたとさ。
それでもまた、生まれ変わっても達彦の母になりたいって…私には無理だ。