8月10日(日)
思いがけず晴天の朝。
「どこか行く?」と10さん。
ふたりとも、特に出かけたいわけではない。
ここ数ヶ月めっちゃ忙しかった10さんが、家族サービスをしなくちゃと思っているのはわかっている。
だから近場で無料の、恵庭市郷土資料館に行ってきました。
昔のカントリーサイン。
スズランとエゾリスということですが、これシマリスだよ。
以前に来たときは、もっぱら先史時代の部分を見学したので、今回は開拓時代の部分を中心に見学。
ミシンや飼い犬に税金がかかっていた時代があったんですねえ。
要するに、贅沢ということなのでしょう。
私が日常的に使っていたお札が、資料として展示されている不思議。
そしてレコードがオシャレ。
どうしても猫を模しているように見える、縄文時代の櫛。
スペースは小さいけれど、圧倒されるはく製の数々。
特に小型の野鳥が素晴らしい。
今まで雀と思って見ていた鳥も、実は雀ではなかったかも。
ハイタカとかアトリのはく製もあって、今まで読んだ物語を思い出したりもする。
ついでにカリンバ遺跡にも立ち寄ってみる。
そして前回見つけたおにぎり屋さんで、再びおにぎりと豚汁をいただく。
卵焼きやザンギなどもあるので、「遠出する時のお弁当に買ってもいいね」と10さん。
10さんに、そんなゆとりのある日々が来るのだろうか。
はなはだ疑問ではある。
本日の読書:創竜伝 6 染血の夢(ブラッディ・ドリーム) 田中芳樹
久しぶりに続きを読んだので、一瞬舞台がアメリカであることに驚いたけれど、舞台がどこであれ売られた喧嘩はきっちり返すのが竜童家の四兄弟であり、敵であるフォー・シスターズは四兄弟が健在のうちは絶対に魔の手を伸ばしてくるのである。
今までの敵方のボスであったレディLが亡くなり、彼女の上司であるタウンゼントが出てきたが、フォー・シスターズという世界的な経済組織の雇われ人である時点でもう、竜童家四兄弟の敵の器ではない。
今回の新たな知見。
超能力者がいくら卓越した精神的能力を持っていても、物理的に圧倒的な力を与えられればひとたまりもない、と言うこと。確かに。
タウンゼントのライバルであるランバート・クラークは、四兄弟のいとこである茉理を(ついでに彼女の護衛を務める3人と一匹も)人質に取り、四兄弟と交渉する。
このクラークが、礼儀正しく低姿勢なんだけど、どこかゆがんでいるような不気味さがある。
セントルイスからレーザー砲をシカゴのホテルに向けて撃った場合、地球が球体であることは影響しないのだろうか?という、私には解明できない謎とともに、そんな無体なことを平然と行うクラーク。
もちろん自分のいるセントルイスも、びっくりするような武器が満載された要塞なのであるが。
日本の政治家や経済人に対する遠慮のない罵詈雑言は相変わらず面白いのだけど、30年以上前に書かれたこの作品での罵詈雑言が、まったく色あせていない日本の現状。やれやれ。
次巻は多分、四兄弟は中国大陸奥地の政治犯収容所に潜り込むことになる。
そして、フォー・シスターズの頂点である大君の一人にクラークは昇りつめることになっているが、現状では行方不明。
その彼の行方をライバルであるタウンゼントが追うという流れらしい。
着地点がどこになるのか、さっぱり読めない。わくわく。
カバー裏より
『権力に決して屈しない我らが竜堂四兄弟と、地球を闇から支配する四人姉妹(フォー・シスターズ)との総力戦の火ぶたは切られた。襲いかかる超能力精鋭部隊!摩天楼を吹き飛ばす大陸横断殺人ビーム砲!そして、捕らえた茉理(まつり)を盾にして、「人類50億殺戮計画」を陶然と語る男!怒りの四兄弟が手を結ぶとき、凄まじい力(パワー)が天空を疾(はし)る!』久しぶりに続きを読んだので、一瞬舞台がアメリカであることに驚いたけれど、舞台がどこであれ売られた喧嘩はきっちり返すのが竜童家の四兄弟であり、敵であるフォー・シスターズは四兄弟が健在のうちは絶対に魔の手を伸ばしてくるのである。
今までの敵方のボスであったレディLが亡くなり、彼女の上司であるタウンゼントが出てきたが、フォー・シスターズという世界的な経済組織の雇われ人である時点でもう、竜童家四兄弟の敵の器ではない。
今回の新たな知見。
超能力者がいくら卓越した精神的能力を持っていても、物理的に圧倒的な力を与えられればひとたまりもない、と言うこと。確かに。
タウンゼントのライバルであるランバート・クラークは、四兄弟のいとこである茉理を(ついでに彼女の護衛を務める3人と一匹も)人質に取り、四兄弟と交渉する。
このクラークが、礼儀正しく低姿勢なんだけど、どこかゆがんでいるような不気味さがある。
セントルイスからレーザー砲をシカゴのホテルに向けて撃った場合、地球が球体であることは影響しないのだろうか?という、私には解明できない謎とともに、そんな無体なことを平然と行うクラーク。
もちろん自分のいるセントルイスも、びっくりするような武器が満載された要塞なのであるが。
日本の政治家や経済人に対する遠慮のない罵詈雑言は相変わらず面白いのだけど、30年以上前に書かれたこの作品での罵詈雑言が、まったく色あせていない日本の現状。やれやれ。
次巻は多分、四兄弟は中国大陸奥地の政治犯収容所に潜り込むことになる。
そして、フォー・シスターズの頂点である大君の一人にクラークは昇りつめることになっているが、現状では行方不明。
その彼の行方をライバルであるタウンゼントが追うという流れらしい。
着地点がどこになるのか、さっぱり読めない。わくわく。