8月6日(水)
80年前の空は青かったけど、今日の空はなんか不穏。
朝8時半なのに、この暗い空。
お寺の屋根で、ずっとカラスが鳴いていた。
黄色い夕焼け。
五分後にはどんよりと暗い空が広がりました。
ピクミンブルームのミッションが進まなくなりました。
ホーム画面の歩数は増えているのに、イベントミッションの画面では歩数がカウントされません。
つまりミッションが進みません。
再起動しても、ダメ。
最新データに更新しても、ダメ。
もう、一度アンインストールしてから再度インストールするしかないのかなあ。
データの復元はできるっぽいけど、できなかったときのダメージがでかい。
今までコツコツと歩いてきて、やっとレベル92までになったのに、一からやり直す気力はないよ。
どうしよう。
明日、朝起きたら、勝手に直ってないかなあ。
本日の読書:女の子の謎を解く 三宅香帆
『女の子の謎を解く』
なんと魅力的なタイトルではないですか。
しかし、読んだ感想は「うーん…」。
タイトルも、アマゾンの紹介文を読んでみても、なんだかぴんと来ない。
私が読んだ本は2021年の発行の初版だったけど、2024年の8月にカバーデザインが変わって、タイトルがめっちゃ小さな文字になりました。
タイトルが内容を表していないという意見が多かったのかもしれません。
でもってこの本、どうも著者が企画書を出版社に持ち込んで作られたものらしい。
当初のコンセプトは「とくに女性にまつわる疑問を、コンテンツ解説を通して描く!みたいな。」だったようですが、だからこのタイトルなのねとは思うけれども、内容についてはやっぱりぴんと来ない。
例えば、「ヒロイン像は時代とともに変わっていく」のは、今更本を読まなくても体感的実感から「そうだよね」って思うけど、並べられたヒロイン達って、かなり恣意的であるように感じるけど、それについてはまたあとで。
ヒロイン像と言いながら、その像は「ファム・ファタール」であったり、「女性の戦い方」であったり、「女性が働くことの意味」であったり、枝分かれが甚だしくて、却って像の輪郭がぼやける。
なぜジブリでは少女が空を飛び、少女マンガでは少年が主人公のマンガが人気を博すのか。
いろいろ難しいことを並べ立てていらっしゃるが、私は単純に同性のローティーンを主人公にすると、自身の体験のどろどろした部分もついてきちゃうから、自身の体験しえなかった異性のローティーン時代を描くことによって、そういう雑物を排除したのではないかと思っている。
もちろんいろんな考え方、感じ方があっていいと思うけれど、この本を読んで気になったのは、結論が先にあって、それに見合った本を見繕っている感じがすごくすること。
例えば「なんで姉妹キャラクターは姉が落ち着いてて妹が元気なことが多いの?」という章では、『となりのトトロ』や『アナと雪の女王』などが並べられているけれど、振り回し系の姉っていうのも、さほど珍しい設定ではないような気がする。
とっさに思いついたのはドラマだけど『マー姉ちゃん』、そして姉と弟だけど西加奈子の『サラバ!』
あ、川上未映子の『乳と卵』は、姉の方が自由奔放っぽかったのでは?
働いていた時の方が本が読めていた私は、もしかすると彼女の本とは相性が悪いのかもしれない。
でも彼女のYou Tubeは楽しく見ている。
本当に本が好きなんだなあって思える。
企画でコーチャンフォーの若葉台店に行って感動し、わざわざ札幌の新川店にまで本を買いに来たのにはびっくり。
本を眺めて幸せ、買って幸せ、読んで幸せ。
つくづく読書って、コスパのいい趣味である。
Amazonより
『大ヒット中『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社刊)著者 三宅香帆さんの異性にモヤる人に効く評論!ヒロインを紐解けばヒントが見える!?□異性のパートナー、部下、子どもが理解できない□母娘、姉妹関係がギクシャクしている□働き方、生き方に悩んでいる。フィクションのヒロインたちについて語る言葉を書いてみた!』『女の子の謎を解く』
なんと魅力的なタイトルではないですか。
しかし、読んだ感想は「うーん…」。
タイトルも、アマゾンの紹介文を読んでみても、なんだかぴんと来ない。
私が読んだ本は2021年の発行の初版だったけど、2024年の8月にカバーデザインが変わって、タイトルがめっちゃ小さな文字になりました。
タイトルが内容を表していないという意見が多かったのかもしれません。
でもってこの本、どうも著者が企画書を出版社に持ち込んで作られたものらしい。
当初のコンセプトは「とくに女性にまつわる疑問を、コンテンツ解説を通して描く!みたいな。」だったようですが、だからこのタイトルなのねとは思うけれども、内容についてはやっぱりぴんと来ない。
例えば、「ヒロイン像は時代とともに変わっていく」のは、今更本を読まなくても体感的実感から「そうだよね」って思うけど、並べられたヒロイン達って、かなり恣意的であるように感じるけど、それについてはまたあとで。
ヒロイン像と言いながら、その像は「ファム・ファタール」であったり、「女性の戦い方」であったり、「女性が働くことの意味」であったり、枝分かれが甚だしくて、却って像の輪郭がぼやける。
なぜジブリでは少女が空を飛び、少女マンガでは少年が主人公のマンガが人気を博すのか。
いろいろ難しいことを並べ立てていらっしゃるが、私は単純に同性のローティーンを主人公にすると、自身の体験のどろどろした部分もついてきちゃうから、自身の体験しえなかった異性のローティーン時代を描くことによって、そういう雑物を排除したのではないかと思っている。
もちろんいろんな考え方、感じ方があっていいと思うけれど、この本を読んで気になったのは、結論が先にあって、それに見合った本を見繕っている感じがすごくすること。
例えば「なんで姉妹キャラクターは姉が落ち着いてて妹が元気なことが多いの?」という章では、『となりのトトロ』や『アナと雪の女王』などが並べられているけれど、振り回し系の姉っていうのも、さほど珍しい設定ではないような気がする。
とっさに思いついたのはドラマだけど『マー姉ちゃん』、そして姉と弟だけど西加奈子の『サラバ!』
あ、川上未映子の『乳と卵』は、姉の方が自由奔放っぽかったのでは?
働いていた時の方が本が読めていた私は、もしかすると彼女の本とは相性が悪いのかもしれない。
でも彼女のYou Tubeは楽しく見ている。
本当に本が好きなんだなあって思える。
企画でコーチャンフォーの若葉台店に行って感動し、わざわざ札幌の新川店にまで本を買いに来たのにはびっくり。
本を眺めて幸せ、買って幸せ、読んで幸せ。
つくづく読書って、コスパのいい趣味である。