7月29日(火)
 
今日は三岸好太郎美術館に行ってきました。
先日母校の方にお散歩したので、ゼミで行ったここの美術館が懐かしくなって。
 
「マスコミ概論」を教えている先生でしたが、ゼミでの必読書は「パレスチナ問題」の本と「アイヌ問題」の本でした。
浮かれ学生だった私は当時、それらの問題について深く考えることもなく、先生の話を聞き流していました。
今思えば、なんてもったいないことを。
 
一度だけゼミを外で開いたのが、ここでした。
先生の仕事の都合で、学校に来るよりも私たちを呼びつけたほうが早かったのでしょうね。
受付の前の狭いスペースに10人くらいで、ちんまりと座って心細く先生を待っていたものでした。
先生は「ここのサンドイッチはうまいんだよ」とSTVでもらってきたサンドイッチ(2個か3個)を私たちにくれ、みんな一口くらいずつ食べました。

 
美術館の奥の方や2階は記憶になかったので、多分入り口当たりをちょっと覗いて解散したのではないかと思います。(ゼミとは?)
節子を描いた絵はさすがに記憶にありましたが、もしかしたら後日に見たのかなあ?
 
気に入った絵3枚、絵ハガキを買いました。
左上は長女が1歳の時の姿を描いたもの。もこもこで白一色の服装に、親の愛情が伺えます。
右上は、『コンポジション』。色遣いや形が何となく好き。
下は、節子が描いた『摩周湖』。
好太郎亡き後ようやく自分の絵を描く時間をもてるようになり、この時の北海道旅行をきっかけに好太郎美術館の計画ができたのだ、とか。

絵葉書になっていなかったけど『蝶とヒマラヤ杉』という絵もよかった。
白と黒と薄い水色で描かれた絵。どうもそういう絵が好きなようだ。
 
一番驚いたのが、好太郎の親友の妹の旦那が本郷新だということ。
遠すぎてほぼ他人かもしれないけれど、美術館で思わず「え!?」と声が出てしまった。ごめんなさい。
 
美術館を出たらザーザー雨。
少し弱くなったところで外に出たけど、また強くなってきたので、北菓楼で雨宿りを兼ねてお買い物。
開拓おかきを買いたかったけど我慢して、バウムクーヘンを買う。
 
JUMPくんたちのライブ円盤をフラゲ。
まだ一枚目しか観ていないけれど、懐かしくて楽しくて、ずーっと笑顔。
髙木くんがメンバーから「ビジュいい!」って言われ倒してて、嬉しい。
 
ファンになってからちょうど10年目のライブだなあと思うと感無量。
私がファンになったころはいろいろと干されていて、ソロパートは少なく、ライブ映像でもアップで抜かれることがあまりなくて淋しかったもんなあ。
生写真も「売れ残ってた」と娘に言われたし。(おかげで今、我が家の冷蔵庫に貼っているけど)
ビジュ悪くても、ビビりでヘタレでポンコツでも好きだったから、今、嫌いになる理由がないよね。
多分一生ずっと好き。
 
 
 
 
本日の読書:すっぴん魂 カッパ巻 室井滋

 

 

カバー裏より
『ムロイ歩けば笑いのタネあり。名作中の名作「カッパ巻」ついに文庫で見参。ゴミの山に住む美女に恋した男、解決の道遠き「毛」問題に春の露天風呂で起きた悲惨な事件。ここまで笑わせてくれる本は滅多にない!ピリッとサビきき、歯ざわりシャッキリ、いつも元気なカッパ巻。「ショージ君よりムロイヘ七つの質問」のオマケつき。』

相変わらず、面白エピソードのタネが尽きない著者ですが、立て続けに読むとやはり飽きるかなあ。(まだ2冊目だけど)

知り合いが何か面白い出来事にあったり、怖い話があったりすると、「わたしもね…」と似たようなエピソードがすぐ出てくるあたりがすごいと思うの。
でも、温泉施設の職員に大浴場でリラックスしているところをのぞかれたというのは、笑い話にはなりませんよ。