6月27日(金)
 
昨年の9月より、腰椎骨折に伴いコルセット生活を送っておりましたが、この度ようやく解放される運びとなりました。
やった~!
これで、飛行機に乗るたびに、危険物を持ち込むテロリスト扱いされなくてすみます。
暑くなってもあせもを我慢して体を締め付けることもなくなります。
よかったよかった。
 
というわけで、乾杯。(白ワインが私)

 
三種のハムのサラダ。
やっぱ生ハムに勝るものなし。

 
トマトとニンニクのパスタ。
シンプル・イズ・ベスト。

 
珍しい、オレンジワイン。
一見白ワインのようですが、赤ワインの製法で作られているのだそうです。
赤ワインと白ワインのいいとこ取りと言われていますが…。

 
タコのカルパッチョ。
この店に来てタコを頼まなかったことはないくらい、好き。

 
パルミジャーノ・レッジャーノチーズの中には…。

 
そうです、リゾットが坐(おわ)しますのです。

 
白いラザニア。

 
ツブのアヒージョ。

 
デザートだけはシェアせず、それぞれで。
で、わたくしはティラミス。

 
10さんはガトーショコラ。

調子に乗って食べすぎたけれど、調子に乗ってこけないように気をつけよう。
コルセットがなくなって体が軽くなったような気がするけれど、体重が軽くなったわけではないことを忘れないようにしよう。
とりあえず明日から、諸々頑張る。
 
 
 
 
本日の読書:聖なるズー 濱野ちひろ

 

カバー裏より

『犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」。大型犬を「僕の妻だよ」と紹介する男性。七匹のねずみと「群れ」となって生活する男性。馬に恋する男性。彼らはときに動物とセックスし、深い愛情を持って生活する。そんなズーたちと寝食をともにしながら、自身の性暴力体験を背景に、人間にとって愛とは何か、暴力とは何か考察を重ねる。人間の深淵に迫る、第17回開高健ノンフィクション賞受賞作。』

最初にこの本について知った時、正直言って気持ち悪かった。
本屋大賞のノンフィクション部門にノミネートされたからには読まなくては、とは思いつつ、気が重かった。
動物性愛者なんて、小児性愛者と同じくらい許せないと思った。

マイノリティの性癖だから気持ちが悪いと排除するわけではない、と思いたい。
許せないのは、合意を得ることのできない相手に、一方的に自分の性癖を押し付け、さらには相手に痛みや苦痛をを与え身体を損なうような行為を強要してまで、自己の快楽を優先するという心理。

ところがこの本を読んで、それは全くの思い込みであったことがわかる。
「動物性愛者」という言葉が呼び起こすイメージが、「性」の押し付けを思わせるのがそもそも違っていたのだ。
「ズー」と言われる彼らは、特定の一匹(一人)の相手をパートナーとし、お互いをかけがえのない相手と認識し、決して性行為を強要しない。
たまたま彼らのパートナーは人間ではなかっただけ、なのかもしれない。

それにしても、最初に感じた「気持ち悪い」という感情は、私だけが感じるものではなく、著者も「ズー」の人たちも、世間のそういう目にさらされる。
しかし、ヨーロッパに限って言えば、それはキリスト教によって戒められている行為であることも大きいらしい。

『旧約聖書』に、「近親相姦をするな、月経中の女性とセックスするな、姦通するな、男性同士でセックスするな」と並んで「動物とセックスするな」と定められているのだそうだ。
しかし、ということは、それ以前はさほど珍しいことではなかったということなのか。
石器時代の遺跡の中にも、そのような絵が残されているらしいので、古来人間と動物の間にそれほどのタブーはなかったということなのか。

性行為を伴わない「ズー」の人も最近は増えているようなので、「動物性愛者」という呼び方は、もっと現実に即したものにした方がいいような気はする。
私には理解のできない性的志向ではあるけれど、それはそれで尊重はする。
そこまでしか、今の私には言えないなあ。
でも、読んでよかった。