6月22日(日)
 
東京から戻ってからずっと、腰が痛くて机に向かうことができませんでした。
その間、勉強はどうしていたかというと

速読術はまだ試していませんが、ソファに寝っ転びながら勉強できるのが楽ちんで楽ちんで。
つくづくDSの製造中止がもったいない。
 
実はこれらのソフトは、昨年本棚の整理をしていた時に、普段あまり読まない本を置いてある棚の奥から出てきたもの。
きっと退職後はこれらで勉強しようと思っていたのでしょう。
すっかり忘れていました。
 
でも、ノートや消しゴムや赤ペンや問題集の数々があるので、本棚の前面に置いたものの使わずにいたのです。
しかし、腰痛です。
改めてDSで勉強をしてみました。
いや~、楽しかった、ゲームみたいで。
 
腰痛が治ったので、今日からまた問題集とノートで勉強しますが、たまにはDSもいいなと思いました。
今度入院するときは持っていこう。
 
しかし、たった一週間、紙に字を書かなくなっただけで、めちゃくちゃ字がへたくそになっていたのはショックでした。
加齢とともに字が下手になった自覚があるのですが、この一週間の衰えぶりは…。
継続は力なり、ちびちび書き続けていこうと思います。
 
 
 
本日の読書:新源氏物語 下 田辺聖子

 

カバー裏より

『多くの恋をし、恋心の煩悩と呪縛に苦しむ源氏は、最愛の女人・紫の上を失って、初めての愛の意味を知る。悲しみに閉ざされたままの源氏は、出家を決意する。下巻には、「花散りし梅が枝に残る匂いの巻」より「夢にも通えまぼろしの面影の巻」までを収める。遠く平安時代も、今も全く変らない恋愛心理、愛の物語「源氏物語」を、新しい現代の言葉で描いた『新源氏物語』の完結巻。』

もう、自分勝手な振る舞いをする男どもの、自分勝手な言い分を読んでは怒髪天。

例えば女三の宮に対する源氏の冷淡な態度も、彼に言わせれば、幼稚で面白みのない女だから興ざめだ、と。
「そこをなんとか、教え導いてやってくれ」と朱雀院に頼まれたのに、ほったらかし。
だけど女三の宮が離れていこうとすると、引きとめる。

柏木の女三の宮に対する態度はもっとひどい。
無理やり押し入って思いを遂げたくせに、「わたしをそうさせたあなたが悪いのです」と人のせいにする。
結局二人の自己中に振り回された彼女は、若い身空で出家をせざるを得なくなる。

脳内で、大和和紀の描いた美しい顔で、ゲスなことをやってのける。
でも、悪いのは女のせいなので、口先でしか反省しない。

一人だけ割と誠実な振る舞いをするのは、玉鬘と結婚した髭黒の大将。
武骨で風雅なこととは無縁だけれど、実直で信頼できる。
ただ、彼もまた強引ではあったけれど。

この本を読んだ後、復習として『大掴源氏物語 まろ、ん?』を読み直したら、私の気持ちを代弁する文章があった。
”秘め事が知れたら恋人や妻を苦しめるというのに、それを告白することが誠実なことだと思っている人がいる。だが、それは、自分の罪悪感から解放されたいと思っているだけだ。つまり、甘えているだけである。”
何もかもを紫の上に話しては、嫉妬で見苦しくなることもない出来た人だと満足するバカ男。
心の中がどれほど苦しかったかと思いやることもせんのか!

こんなに怒りながらも、読むのを止められないのはなぜか。
やっぱり面白いのである。
悔しい。
 

 

座右の源氏物語の参考書。

漫画ですが、人間関係などめっちゃわかりやすいので重宝しています。