5月24日(土)
ただいまイオンでやっている「千葉・関東フェア」。
千葉って関東に包含されると思うんだけど、なんでこんなネーミング?
うどん好きの私が絶対外せない「武蔵野うどん」。
これは以前、昭島市のお蕎麦屋さんで食べた武蔵野うどん。
美味しかったよ~。
本日の読書:天国旅行 三浦しをん
目次
・森の奥
・遺言
・初盆の客
・君は夜
・炎
・星くずドライブ
・SINK
作者が、この本は「心中」をテーマにした作品集である、と書いている以上、そういう意図をもってこれらの作品は書かれたのだな、と思うべきなのだろうが、非常にわかりにくい、はっきりとは見えていない「心中」をも含むので、思わずこの言葉の意味を改めて調べてしまった。
最初の『森の奥』は自ら死を求める男が主人公で、最後の『SINK』は一家心中の生き残りの男が主人公という、この並びも計算されたものなのだろう。
前者は生かされた思いが前向きな人生をもたらしそうな気がするが、後者はどうだろう。
今までの自分の考え方を反転してみて、生き方を変えることはできるのか。
答えは読者に委ねられている。
「死」とは、その人の人生の終了であり、死んでしまうとその先の人生というものはあり得ない。
しかし、体の方はこの世界で朽ちていく者であり、死んだ人間は生きている人々の記憶の中にまだその痕跡を残すものである。
それが甚だしいのが『炎』であり『星くずドライブ』、緩やかに愛する人の死を自分に溶け込ませるのが『初盆の客』だとすると、死んだ人の痕跡を消化するのは時間ということなのだ。
ことに『星くずドライブ』は、ポップな作風のなかに、死に囚われてしまったということの恐ろしさが、じわじわと効いてきて、背中が寒くなる。
純愛と死病がセットになっている作品がやたらと出回っているが、「死」縛りでこれだけのバリエーションの作品を書けるのが、本来作家というものなのではないかな。
カバー裏より
『現実に絶望し、道閉ざされたとき、人はどこを目指すのだろうか。すべてを捨てて行き着く果てに、救いはあるのだろうか。富士の樹海で出会った男の導き、命懸けで結ばれた相手へしたためた遺言、前世の縁を信じる女が囚われた黒い夢、一家心中で生き残った男の決意――。出口のない日々に閉じ込められた想いが、生と死の狭間で溶け出していく。すべての心に希望が灯る傑作短篇集。』目次
・森の奥
・遺言
・初盆の客
・君は夜
・炎
・星くずドライブ
・SINK
作者が、この本は「心中」をテーマにした作品集である、と書いている以上、そういう意図をもってこれらの作品は書かれたのだな、と思うべきなのだろうが、非常にわかりにくい、はっきりとは見えていない「心中」をも含むので、思わずこの言葉の意味を改めて調べてしまった。
最初の『森の奥』は自ら死を求める男が主人公で、最後の『SINK』は一家心中の生き残りの男が主人公という、この並びも計算されたものなのだろう。
前者は生かされた思いが前向きな人生をもたらしそうな気がするが、後者はどうだろう。
今までの自分の考え方を反転してみて、生き方を変えることはできるのか。
答えは読者に委ねられている。
「死」とは、その人の人生の終了であり、死んでしまうとその先の人生というものはあり得ない。
しかし、体の方はこの世界で朽ちていく者であり、死んだ人間は生きている人々の記憶の中にまだその痕跡を残すものである。
それが甚だしいのが『炎』であり『星くずドライブ』、緩やかに愛する人の死を自分に溶け込ませるのが『初盆の客』だとすると、死んだ人の痕跡を消化するのは時間ということなのだ。
ことに『星くずドライブ』は、ポップな作風のなかに、死に囚われてしまったということの恐ろしさが、じわじわと効いてきて、背中が寒くなる。
純愛と死病がセットになっている作品がやたらと出回っているが、「死」縛りでこれだけのバリエーションの作品を書けるのが、本来作家というものなのではないかな。


