4月22日(火)
 
今日は、水芭蕉を見に星置緑地まで行ってきました。
星置緑地はJRの駅からすぐそばにある、ビオトープみたいなところ。
本当ならJRで行って、そこから5キロほど離れたところにある軽川の沿いの桜並木まで歩こうと思っていたのですが。
 
10さんが「俺も行く。車で行く」というので、車で行ってきました。
駐車場はないのですが、ちょっとだけ路駐させていただきました。
 
ちょっと葉っぱが大きくなりすぎましたね。
先週くらいが見ごろだったようです。

 
腰がアレなので、かがんで写真を撮ることができません。
まだ小さな水芭蕉もありましたが、立って写すと、ちょっと距離感が…。

 
エゾサンショウウオの卵。
毎年カエルの卵を捜して、見つけられないのですが、今年はサンショウウオの卵をたくさん見つけました。
虫は苦手ですが、爬虫類や両生類は好き。

 
キクザキイチゲ

 
エゾノリュウキンカ

 
一面の菜の花ならぬ…。

毎年カモがやってきているのですが、今年は会えませんでした。
 
この後軽川の方に行きましたが、桜はまだでした。
4種類くらいの桜が植えてあるので、早咲きの桜が咲いてたらいいな…と思ったのですが。
ところが諦めて帰る道すがら、名もなき小さな川のほとりで、そろそろ咲きそうなつぼみをいっぱいつけた桜を発見。

 
川向こうの方の桜は、咲き始めていました。

本当は今日あたり開花宣言が出るはずだったのですが、ここ数日の寒さのせいで、開花は明後日になるようです。
といっても、市内のあちこちで、ちらほら咲き始めているようですが。
 
星置緑地も軽川も、JRのヘルシーウォーキングで知りました。
市内と言えども、知らない名所がたくさんあります。
何十年も住んでいるのに、知らないままだったの、もったいないなあ。
 
 
 
 
本日の読書:巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 田中芳樹

 

カバー折返しより

『警視庁史上、最強にして最凶の女性官僚・薬師寺涼子警視がパリに舞い降りた。パリの大学での特別講師として招かれたのだ。もちろん、忠実な僕(しもべ・?)泉田準一郎警部補も強制同行……。空港に着いた涼子たちの目前で、老人がリスのような生物に脳を吸われ死亡してしまう。奇怪な生物が引き起こした事件に、涼子は嬉々として単独捜査を開始!被害者が、日本の巨大ハイテク企業・アルゴのヨーロッパ総支配人・藤城奈澄邸の使用人と知った涼子は、パリ市内の藤城邸へ突入するが……!!地上で最も危険な女・薬師寺涼子の痛快無比、傍若無人の活躍を描く絶好調シリーズ、特別書下ろしで登場!』

国際的な巨大ハイテク企業の一角で、錬金術をものにした元工学博士が作り出す、伝説上の怪物たち。
怖い。
私は学生の頃、モンティ・パイソンの映画で「人喰いウサギ」を見てからというもの、どんなに愛くるしい小動物と言えど、油断をしたことがない。
やっぱりいるんだ、「人喰いリス」。

初期に比べて涼子の、泉田警部補に対する愛情表現が割とストレートになってきているのだけど、相変わらず彼はそのことに全く気付かない。
けれども、法を無視してまで突っ走る涼子の行動に、「やれやれ」と思いながらもちゃんと付き合うのだ。
尻拭いも含めて。

相変わらず作者の、日本の政財界人や高級官僚に対する嫌悪感がはなはだしくて、偏見が過ぎるよなあと思いながらも、痛快である。

”だいたい日本が世界を支配して、どんないいことがあるっていうの?世界じゅうに何億枚も地域振興券がばらまかれるのかしら”
懐かしい「地域振興券」。
そして、「確かに」としか言いようのない、現在まで続くバラマキ体質。
成長がないというか、ほんと勉強不足だな、最近の政治家。