4月6日(日)
 
この2日ほどテレビも見ていないし、昨日娘を見送りに空港に行ったことで、何らかの区切りができたみたいで、どうしても今日は月曜日の気がしてしまいます。
 
それでも実際には日曜なのはわかってます。わかってます。
ちゃんと図書館に本を返しに行きました。
月曜なら休館日だからね。
 
火曜日から東京に行くので、今回は本を返却するのみ。
一応予約した本が届いてないか確認してもらい、何もなかったので安心して帰宅したのですが、先ほどサイトをチェックしたら1冊回送中になっていた。
ダメじゃん。
月曜日は休館日だから取りに行けないし、火曜は午前の飛行機だから図書館に行ってる時間ないし。
半年以上予約して、なかなか動きがないなあと思いつつ、先週の段階であと2人。
一人2週間の貸し出し期限。
図書館が所持している本は3冊。
危ないなあとは思っていたけど、ばっちりアウトじゃ。
半年以上前から予約しているのに、なんで今?
タイミング悪すぎでしょ。
ダメもとで、10さんに図書カード渡して引き取りに行ってもらおう。
ダメなら…流してまた最初から予約しなおし…。文庫になったし買うか…。
 
車窓からふきのとうを見つけましたが、写真は無理でした。
神社の花手水。
こんなに花が咲くのは、まだまだ先だなあ。

 
 
 
 
本日の読書:あなたの代わりに読みました 政治から文学まで、意識高めの150冊 斎藤美奈子

 

Amazonより

『10年間、あなたの代わりに読んできました。話題書150冊の「肝の1文」を並べてみたら、いまの日本に至るまで、10年間の進歩、退歩、あし踏みが見えてくる。「週刊朝日」連載の「今週の名言奇言」を再編集・再構成した一冊。』

1~2年に一回、本屋の検索機で検索して未所持の本を見つけたら、何冊あっても即買いするのが、斎藤美奈子の本だ。
とにかく読書の範囲が広い、深い、
右にも左にも、老いにも若きにも、男性だろうと女性だろうと忖度せずに、言いたいことを言い、核心を突く。

彼女を嫌う人々が一定数いるのは知っている。
バイアスがかかっていると言われると、まあそうね、とも思う。
でも、彼女を誹謗する人たちのヒステリックな文章を読むと、ああ、言われたくないことが書いてあったんだろうなあ、と思う。

2013年から2023年まで、週刊誌で連載していた書評の厳選された150冊。
全体が「現代社会」「文芸書」「文化と暮らしと芸能」と3章に分かれていて、白眉は第一章の「現代社会」部分だ。

東日本大震災の後、迷走する原発問題や進まない復興。
感染症対策における医療と行政と政治家の思惑。
セクハラ、パワハラ、ジェンダー、いじめ、虐待、地方再生などなど。

知らなかったこと、知らされてこなかったこと、知ろうとしなかったことがこんなにもあるのだと思い知らされる。
そして読みたい本は、また増えていくのだ。
だから斎藤美奈子の本は図書館で借りない。
絶対手元に置いておいて、折に触れ何度も読み返しては己の無知を認識するのだ。

”グレーゾーンのセクハラは、その後の対処しだいでどちらにも転びます”

いじめにあった子の母が、校長室に乗り込み、なぜいじめがなくならないかを校長に説明した。
”それはな、この学校で、子どもたちにとっていじめよりおもろいもんがないからや!お前、学校のトップやったら子どもたちにいじめよりおもろいもん教えたれ!”
いじめっ子には
”素敵な夢持ってる子はな、いじめなんてせえへんのや””強さを自慢したかったらルールのある世界で勝負せえ‼”

”ウーバーイーツ側は配達員を労働者ではなく配達員アプリの一利用者ととらえているので、不当な賃下げであっても働く側の権利は守られない”

そして、自分勝手な弱肉強食の仲良し軍団であった安倍政権が残した数々の問題。
みるみるうちに劣化していった行政組織。
能力のある人、志のある人が多く霞ヶ関を去っていった結果、残されたのは不勉強でわがままな政治家の思い付きと、それに従うしかない官僚と、ひたすら使い潰されるノンキャリの公務員。

私自身、もりかけ問題のせいで、長い時間をかけて下準備をしていた法令改正の協議が、何度もの仕切り直しの末、結局なしになった経験がある。
文科省側から「今はそのようなことに時間をかける余裕がない」と言われましたが、もりかけ問題対応よりも、こちらの方が公務員の本筋じゃないの?って今も思ってる。
っていうか、政治家の尻拭いを、なぜ公務員が本来業務を後回しにしてまでやらねばならないのか、と腹立たしく思う。
これはひとえに、安倍政権の行った公務員制度改革のせいである。

閑話休題。
若者の読書離れ。
本じゃなくても楽しいものが世の中にあふれているから、しょうがない部分はあるよね、と思っていたけど、昨今の若者には、「読書が趣味というと、根暗って思われるから、誰にも言わない」なんてことがあるらしい。
本が売れないのは事実としても(人口が減っているのに出版数が多すぎると私は思っているけれど)、読んではいるんじゃないかなあ。
爽やかスポーツマンの後輩が「僕、太宰が好きなんです」とか、音楽大好き後輩が「最近岡本太郎の本を読みました」なんて、私に言うくらいだから、隠れ読書家の若者は結構いるんじゃないかと思っているのだが。