3月31日(月)
定年が延びて、勝手にゴールが先に進んでいく中、初志を貫き60歳で仕事を辞めて一年たちました。
思っていた一年とは大きく違いましたので、忘れないうちに記録しておきます。
1 職場に対する未練っていうのが全然なかった
やめるまで、「隙あらば楽しよう、手を抜こう」とする同僚に散々振り回されましたが、やめた途端、すっぱりと心配から解放されました。
もっと「今頃どうしているかなあ」「大丈夫かなあ」と心配するかと思ったのですが、見事にそれはなし。
在職中にできるだけのことはしたのだから、それ以降の結果はよいことも悪いことも私が考えることではない、と気持ちを切り替えていましたね、無意識に。
退職後に日常系の動画を配信している人なんかは、結構仕事ロスとか、在職中のことが夢に出たりなどとおっしゃっていますが、そんなことは全くありませんでした。今のところは。
2 思ったほど読書にもマンガにも映画にも割ける時間がなかった
読書と映画は平年並み、マンガに至っては、退職後のお楽しみに大人買いしたものを一冊も読めていない現状です。
正直言って、ここが一番「こんなはずでは!」って思っているところ。
職場に拘束されていた9時間はどこに溶けたのだろう?
3 健康維持の難しさ
9月に圧迫骨折をして、コルセット着用という不自由な生活を強いられたことにより、家の片づけが中断したままというのもありますが(これが結構体力の維持に役立つ)、何よりも体力及び免疫力が落ちたように感じます。
コルセットのせいで腿を高く上げることができず、そのせいで筋力が落ちているのか、階段を昇るときは手すりにつかまって腕の力で昇っているような状態です。
足が上がっていないせいで、小さな段差にもコケやすくなりました。(以前からでもありますが)
数年ぶりに風邪もひいたし、なかなか治らないし。
4 キャッシュレス生活
買い物は基本的には現金でしていますが、買い物自体をほとんどしなくなりました。
以前はお小遣いで毎日の昼食を買い、病院代と薬代と美容院代を支払い、推し活生活をしていましたが、毎日の昼食代がなくなり、通院及び薬が減ったことで、実質美容院代くらいしか使っていません。
余ったお小遣いでたまの女子会やランチ会に行ったり、推し活(Hey!Say!JUMP及び髙木くん)したりで充分満足です。
そのほか、近々寿命を迎えるであろう冷蔵庫や洗濯機の買い替えのために、こっそりへそくりしています。
たまに何かを買う必要にかられたときは、物価高が急激に押し寄せてきてぎょっとします。
一日の流れとしてはこんな感じ
6時半から7時に起床、洗濯機を回す。
7時過ぎから朝食。退職後は30分ほどで食べ終わっていたけど、最近は1時間以上かかることも。
朝食の後片付け、洗濯物干しなど小さな家事を終えると、もうコーヒーが用意されている。強制的コーヒータイム。
9時くらいからアメブロと読メのチェック。大体1時間くらい。
10時過ぎから1時間ほどお散歩タイム。チカホに行くときは往復1時間ほどが費やされる。
昼食後は基本的に自由時間なので、この時間に本を読んだり昼寝をしたり。
自由時間とはいえ、買い物時間もここに含まれる。
晩ご飯当番の時は、お米を炊く2時間前にお米を研いで冷蔵庫で冷やす関係上、4時半から晩ご飯づくりスタート。
晩ご飯当番でないときは、5時半にお風呂掃除をして、お湯を張る。
7時にテレビを見ながらの晩ご飯。
月曜はクイズ系番組、火曜は家事系番組、水曜はクイズ系番組、木曜は俳句系番組、金曜・土曜は録画した深夜番組や歴史系番組、日曜はぽつんと系番組を見ることが多いです。
食後はテレビを聞きながら勉強タイム。10時くらいまでが家族だんらんの時間なので。
テレビ時間が終わったら勉強もやめてブログを書き、おやすみなさい。
びっくりするほど自由時間が少ない。
午前中に勉強時間が作れないので、晩ご飯後に勉強。
今まで晩ご飯後にあった読書時間が消滅。
私的には昼食が不要。
結局食べる時間のほかに、支度と片付けにも時間が取られるから、ここで一時間ロスしてる。
しかし一日二食だと10さんが便秘になることが分かり、一日三食制の導入が揺るぎないものに。
さあ、どこをどう改善して次の一年を過ごしましょうかね。
こう書いてきて分かったことは、退職後の、つまりは老後の諸問題は金と時間と健康に尽きるということ。
ここが順調だと、ストレスをあまり感じないですむ。(さすがにノーストレスにはならんけど。人間関係があるから)
私の唯一のマネープランは無駄遣いをしない。
だけどケチりすぎてもいけない。
よく考えて、購入すべきと判断した物は、妥協しないで納得のいくものを買う。
だからここは今まで通り。
改善の余地は体力づくりと時間配分にありそうだよね。