3月22日(土)
 
先日映画を観た後で、ちょっと調べたいことがあって本屋さんに行きました。
で、思い出した。
『an・an』に髙木くんの記事が出てるんだった。
や、ちょ…、え…、ビジュよ!
イケメンだから髙木くんを好きになったわけではないの。
でも、イケメンに越したことはないのよ。
イケメンでありがとう。
 
なんだか髪型といい、衣装といい、ポーズといい、佐藤健くんっぽいと思って、元健くんファンの友だちと娘にラインで写真を送る。(私信なのでボケてないやつ)
「似てる」って、「カメラマンさん同じなんじゃない?」って言われて、なるほどそうかもねと納得。
 
約3週間後には舞台を拝見できますが、一体どんなビジュアルに仕上げてくれるんだろう。
そして、セリフは英語らしいけど、私に理解できるのだろうか。うーむ。
 
 
美術検定の問題集が終わったので、日本史検定の問題集を始めました。
知らないことを知ることができるという意味では美術の勉強も面白いけど、日本史は昔から好きだっただけに、問題文を読むだけで楽しい。
20年くらい前に最後まで終えた問題集ですが、もう一度最初から最後まで楽しもうっと。
 
 
 
本日の読書:東京ナイトメア 薬師寺涼子の怪奇事件簿 田中芳樹

 

カバー裏より

『幸せ一杯の結婚式場に突然死体が降ってきた。空には巨大な翼と人間の顔をもつ異形の影が。奇怪な事件に大喜びで着手したのは、超美人にして性悪、乱暴、史上最強の公僕・薬師寺涼子警視である。国家機密も周囲の迷惑も一切無視、疑惑の渦中へズカズカ土足で踏み込んでいく。『摩天楼』に続くシリーズ第二弾!』

数十年ぶりに勘違いが是正されました。
私、薬師寺涼子と小早川奈津子をごっちゃにしてました。
どちらも田中芳樹の作品に登場する人物です。

最初に読んだのが『創竜伝』で、小早川奈津子の強烈な個性というか、アクの強さに驚きました。
敵も味方も関係ない。
天上天下唯我独尊。
金も権力もすべて自分のためのもの。

次に読んだのが『摩天楼』。
敵も味方も関係ない。
天上天下唯我独尊な薬師寺涼子。
でも、警察?完璧なスタイル?
…多分、『創竜伝』のあの人の、巨体になる前の前日譚だ。
しかしなぜまあ、あのような変貌を遂げることになってしまったのか。
よし、シリーズものみたいだから、いずれ読んで謎を解明しよう。

そして、『摩天楼』の続編であるこれを読んで、勘違いに気付いたのである。
っていうか、『創竜伝』を再読したので、名前の違いと、心根のありようが全然違うことに気づけたのでした。

薬師寺涼子は、いい。
いや、性格は悪いけど。
でも、自身の正義感に基づいて行動するからね。
手段は問わないけど。
他人のことは知ったこっちゃないと言っていても、彼女のターゲットはあくまでも政治家や宗教家や大企業の経営者で、税金を使って私腹を肥やすようなやつらと、そのおこぼれにありつこうと蠢いているやつらばかりだ。

今回はほとんど使われることのない財務省の三田分室(大豪邸)を舞台に、最初は政治家と宗教家が幽霊会社を通じて助成金を着服している件を追っていたはずだったが、その地下で行われていた怪物の生成の秘密まで知ってしまい…。

作者がストレス解消のために描いたというだけあって、読んでいるほうもストレス解消ができる。
なんといっても、日ごろ私腹を肥やしているであろう政治家たちを糾弾しきれないのは、それなりの手続きを通してて法に則った言動でないと弾劾できないから。
それを薬師寺涼子は、まず自分の頭で考えて体を動かして、手段は問わず、理屈は後からこじつけることで結果を出す。

本来なら、正義を振りかざせば手段は問わない的な行動は好きではない。
でも薬師寺涼子は、好きな言葉として「勝てば官軍」を挙げている。
確信犯だ。

そして田中芳樹お得意の、軽妙な会話のやり取り。
目に浮かぶかのような、派手で大仰なアクションの数々。
これはもう極上のエンタメ小説として笑って流すしかなかろう。
きっかけは勘違いだったけれども、これからもシリーズを読んでいこうと思う。