3月2日(日)
昨日、学生時代からの友だちがグループラインに桜の写真を送ってくれました。
明日からまた寒くなるようではありますが、桜はとてもきれいでした。
三浦半島の河津桜だそうです。
三浦半島といえば、一時期移住先に考えていたところ。
暖かいので春が早く来るというのも、その理由の一つ。
桜や菜の花がきれいなので、たぶんお散歩が楽しい。
キャベツや大根などの野菜が採れる。
海が近い。
マグロが美味しい。
横須賀の朝市にも多分行きやすい。
ただ、唯一の難点が図書館…。
神奈川出身の友だちが「三崎のマグロを食べたら、ほかでマグロは食べられないですよ」というくらい美味しいらしい三浦半島のマグロは美味しいらしい。(近海でとれるから新鮮)
憧れるわ~。
マグロといえば大間のマグロが有名ですが、津軽海峡を挟んで函館側でもマグロはとれます。
同じマグロの群れ、海のどちら側で採ったかの違いだけなのですから、函館ももっとマグロアピールをしてもいいと思うの。
神木隆之介くんはマグロを食べるためだけに函館に来ると言っていたしね。
最近の函館はイカの不漁で観光の目玉に困っているらしいから、マグロを目玉にするのもありだと思うの。
大間のマグロが美味しいのなら、函館のマグロも美味しいということ。
あとはブランド化してしまえばいいんだもの。
『8Kマグロ』ってのはどうでしょう。
函館といえば夜景が有名。
8月13日は函館夜景の日。
13=K、つまりトランプのキングをつかって、8K(やけい)の日です。
だから8月13日は函館全市でマグロを安く提供するとかね。
桜は五稜郭にたんとある。
桜の根元に菜の花でも植えたら、三浦半島並みの観光資源の出来上がりじゃありませんか。
確か映画の『壬生義士伝』で、五稜郭に菜の花の種を植えてませんでしたっけ?
桜だ!マグロだ!菜の花だ!
函館観光はこれでばっちり。
本日の読書:創元SF文庫総解説 東京創元社編集部・編
Amazonより
『1963年9月に創刊した日本最古の現存する文庫SFレーベル、創元SF文庫。そこから現在まで連なる創元SFの60周年を記念した、史上初の公式ガイドブック。フレドリック・ブラウン『未来世界から来た男』に始まり、E.R.バローズ『火星のプリンセス』、ネヴィル・シュート『渚にて』、J.P.ホーガン『星を継ぐもの』など800冊近い刊行物の書誌情報&レビューのほか、草創期の秘話や装幀をめぐる対談、創元SF文庫史概説、創元SF文庫以外の東京創元社のSF作品にまつわるエッセイを収める。口絵には創元SF文庫の歴史を彩ってきた全作品の初版カバーをフルカラーで掲載。SFファン必携の一冊。』
SFは早川、ミステリは創元。
そういう棲み分けを心の中でこっそりしていたつもりでしたが、意外と読んでいました創元のSF。
記念すべき創刊一号目がフレドリック・ブラウンだったのも意外。
超嬉しいけど。
高校生の頃、初めて友達に進められて読んだSFも創元の『ウは宇宙船のウ』だったことも、読んで気がつきました。
というか、自分で思っているほど、読んだ本に関しては出版社を気にしてはいませんでした。
アシモフのロボット物についても、私が好きだったのは創元の『わたしはロボット』でしたし、『ファウンデーション』シリーズも創元の『銀が帝国興亡史』で読んだのでした。
そして、日本作家のSFは2007年までなかったというのも驚き。
何かこだわりがあったのでしょうか。
でも、読み進めていくうちに違和感が。
やたらとP・K・ディックが多いのだけど、そんなに現在までばりばり新作だしてたんだ…と思って小さく書いてある本国での出版年を見たら、何十年も前のものを出版している。
そうだよね、ジュール・ヴェルヌなんて100年以上も前の人だもの、今新作だせるわけないよね。
そう思って遡って確認すると、20~40年前の作品の出版が多くておののく。
SFって時代を超越しつつ、最新技術の展開も必要じゃないですか。
1990年代途中から新しい作品も出版されるようになったので、何か方針転換でもしたのでしょうか。
ハインラインの作品も結構出版されているのですが、ジュブナイルばっかりなのも、なんとなく早川に敗けた結果って気がしますよね。
嬉しかったのは、執筆陣の中に森下一仁の名前があったこと。
じゃあなんで『コスモスホテル』が収録されてないんだ!←ハヤカワ文庫で出てたから
図書館で借りて読んだけど、やっぱりこれ、買った方がいいかも。
総解説って好きなんですよね。
