1月15日(水)
北海道には『おにぎりあたためますか』というローカル番組がある。
大泉洋と戸次重幸がレギュラーで出ている番組で、最近では年に1~2回ほどローソンと組んで商品開発もしている。
新作が今日から発売だったので、さっそく買ってきて食す。
(画像はお借りしました)
おにぎりは買い忘れましたので、感想はございません。
HTBアナウンサーの室岡里美さんが開発した「パクチー香るサンラーコンメン」について。
・私は酸っぱいのが苦手
・10さんはパクチーが苦手
以上の理由により、「ないなー」と二人で言っていたのですが、実際に食べてみると美味しかったです。
思ったほど酸っぱくないので、添付の酢を全部入れても全然おいしい。
パクチーは、最初の一口は強烈に感じますが、食べ進めていくうちに辛い方が勝ってきて、あまり気にならない。
何なら追いパクチーもありだと私は思いました。
大泉洋が開発した「魚介だし香る味噌ラーメン」について。
ここ数年大泉さんが開発した商品で、私たち夫婦が美味しいと思ったものはなかったので、最初から期待ゼロ。
番組初期のほうが美味しいものを作っていたのに残念な限りです。
結論としては、過去の「肉スイーツ」や「味のうっすいカレーパン」などよりは全然普通に食べられました。
ただ、魚粉の味しかしない。
味噌ラーメンである意味が分かりませんでした。
もう一度食べるなら、「サンラーコンメン」かなあ。
という感想を持ったうえで。
今回番組内でオフィスキューのタレント4人とHTBのアナウンサー3人で、チルド麺を開発することになりました。
で、イメージ図でプレゼンした結果、タレント3人とアナウンサー2人が商品開発をすることに。
素材、味、麺の太さなど、各自がこだわりを持って開発した結果を採点して、上位2名のものが商品化という流れです。
結果は、実際に試食した有識者がつけたポイントでは、アナウンサー二人が高得点だったのですが、番組ファンの視聴者のポイントでは当然大泉・戸次の二名が上位を占め、結果、上記の商品が販売されることになりました。
思うのですが、アナウンサーはタレントじゃあないのよ。
ファンは、タレントが作ったものだから、買って食べたいわけじゃんか。
特に室岡アナは、しょっちゅうローソンと商品開発をしてる。
やれパンだ、ザンギだ、スイーツだ…って。
タレントとアナウンサーが一緒に商品開発するのはいいとして、競うっていうのがなあ。
番組が全体的にガチャガチャしていて、落ち着かない。
最近HTBのアナウンサーは、バブルの頃のフジテレビっぽくて、ちょっと苦手です。
さて、番組名の「おにぎりあたためますか」は、大泉さんが「コンビニで冷たいおにぎりを売るのが許せん」と「あたためますか?」と聞いてほしい、という強い要望より生まれました。
私はつわりがひどかった時、冷たいおにぎりしか食べることができなかったので、「おにぎりあたためません」なのです。
本日の読書:三国志 十一の巻 鬼宿の星 北方謙三
カバー裏より
『張飛は死なず。呉への報復戦を劉備自ら率いる蜀軍は、関羽を弔う白亜の喪章、張飛の牙旗を掲げ、破竹の勢いで秭帰(しき)を制した。勢いに乗る蜀軍に対し、孫権より軍権を委ねられた陸遜(りくそん)は、自軍の反対を押し切り、夷陵(りょう)にて計略の秋(とき)を待つ。一方、自らの生きるべき道を模索し、蜀を離れゆく馬超。呉の臣従に対し、不信感を募らせる魏帝・曹丕(そうひ)。そして孔明は、呉蜀の決戦の果てに、残された志を継ぐ。北方〈三国志〉衝撃の第十一巻。』
何冊も三国志を読んでいるから、今更「衝撃の」と煽られても、思った通りにしかストーリーは進まないんだけどね。
でも、『三国志』の一番の見せ場は赤壁の戦いであり、『三国志』っていうのは、曹操対劉備率いる蜀の面々の戦いっぷりが面白いのだと思う。
呉は…周瑜のみ。
となると、関羽も曹操も張飛もそして劉備もいなくなった後の三国志は、何をモチベーションとして読み進めればいいのだろう。
もう結構前から、関羽が亡くなったころから、老人の繰り言のような描写が増えてきて、しかも何度も繰り返すので、読むのが苦痛になってきている。
魏と呉は国を作ろうとする話だが、蜀に関していえば、劉備とその仲間たちが「漢王朝の復権」という建前のもと、好き勝手に戦って、負けては逃げ、勝っては仲間を増やしていただけで、国を作ろうなんて気はなかったんだな。
部下の弔い合戦に最前線で戦う帝なんてありえないもの。
やってることは結局ヤクザの抗争なみ。
そして、陸遜と同じことを考えながら、最後まで進言しなかった孔明。
そんな軍師っている?
勝つために最善を尽くさせるのが孔明の仕事じゃないのか?
直接劉備の傍にいないから、言えなかったって…。
あと2巻、頑張れ、私。
