12月22日(日)

 

まだまだ先だと思っていたクリスマスも、気がつけば来週です。

今年は大掃除をできないせいでのんびりしていましたが、俄然年の瀬感が強まり、まだコルセットを外せていないのですが、美容院に行ってきました。

 

ちょうど月に一度の美容院へ行く直前に骨折したので、実に4カ月ぶりです。

もう、白髪と茶髪と黒髪で三毛になっていましたが、Hey!Say!JUMPのライブに向けて、ちゃんと髪を整えることにしました。

で、今回の髪色はこちら。

 

東京に住んでいた時、光の加減で赤く見えるように染めてもらったことはありますが、今回は常に赤めに。

金色メッシュよりこちらの方が抵抗感があまりなかったなあ。

久しぶりにきちんとトリートメントもしてもらって(ポイントで)、大満足でございます。

 

朝9時に美容院に出かけて、帰ってきたら午後2時。

M-1の敗者復活までの1時間が、今日の私の自由時間でした。

 

敗者復活は、カベポスター、ナイチンゲールダンス、オズワルド、インディアンスを応援していましたが、皆さんいつもよりちょっと精彩を欠いていたような気がしました。

決勝戦本戦でも戦えるのは男性ブランコかなあと思って見ていましたが、残念。

 

本戦ではずっと推してる真空ジェシカを応援しましたが、ちょっとネタのチョイスを間違えたかな、という感じ。

ちょっとブラックなところも含めて私は好きですけどね。

それよりも、バッテリィズを初めて見ましたが、面白かった。

来年からは注目しておこう。

令和ロマンはさすがに面白かったけど、ごめん、ちょうど父から電話が来て、落ちまで見れんかったの。

娘は2年前から「令和ロマンすごい」と注目していたの、さすがです。

 

美容院の時間が長すぎたので本を読めたけど、明日から落ち着いて本を読む時間あるかなあ。

 

 

 

 

本日の読書:北斎殺人事件 高橋克彦

 

カバー裏より
『ボストン美術館で殺された老日本人画家とは何者か。一方日本では、謎の生涯を送った浮世絵師葛飾北斎の正体に迫ろうと研究家たちが資料を追う。北斎は隠密だった?日本とアメリカを結ぶキイはどこか?「写楽殺人事件」に続く浮世絵推理の傑作。日本推理作家協会賞受賞作。』

どうしましょう。
これを読んだら、北斎の正体はあれとしか考えられなくなってしまいます。
フィクションだよ、これは、と何度も自分に言い聞かせても、尋常ではない引っ越しの数や何度も名前を変えたわけなどの事実が後押しして、つまり北斎の謎って言うのは正体を隠さねばならなかったからなのね、と納得させられる。

今回もまた歴史に名を遺した人たちとのかかわり方が深すぎる。
写楽と秋田蘭画も相当意外だったけど、北斎が長野県の小布施に何度も滞在した際に彼の面倒を見た高井鴻山という人物が興味深い。
長野つながりで佐久間象山はわかるけど、勝先生からの江川タロちゃんと渡辺崋山なんて熱すぎる。
対して北斎のバックについていたのが、江戸の妖怪・鳥居耀蔵。
浮世絵の話を読んでいたはずなのに、いつの間にか幕末のあれこれに思いをはせてしまう。



それにしても、相当な高齢になっても自分の足で旅をして回る北斎。
健脚すぎる。
それに従う応為も還暦すぎてからも父の旅に従うなんて、昔の人の脚力には頭が下がる。

さて、売れっ子浮世絵画家だった葛飾北斎なのに、なぜかいつも貧乏暮らしのわけとは。
考えたこともなかったけれど、言われてみればこれしか理由がない気がしてくる。
ああ、小布施に行って、北斎の天井絵を見てみたいなあ。