11月27日(水)
今日は雨が降りそうだったので、またもやサツエキスタートのお散歩。
階段を歩くのが怖くてずっと行けないでいた、地下鉄大通駅からバスセンター駅までの間にある地下歩道に沿ってある、500m地下ギャラリーの前を通ってきました。
ここは結構お気に入りの場所です。
あまり混んでいないし、途中にベンチもあるので休みながらゆっくり鑑賞できます。
問題はWi-Fiがちょっと安定しないこと。地下深いのでね。
レースの展示もありました。
なんか最近、道立近代美術館の企画展にちょっとがっかりしているのだけど、地下街でわりとアートの展示があって嬉しい。
今はなきPASEOとステラの間にちょっとだけあった写真の展示も好きだったし、以前毎週金曜日にチカホで行われていたアカペラコンサートも好きだった。
普段の生活の中に音楽や絵画があると嬉しいよね。
今日はいっぱい歩いて、Hey!Say!JUMPのアルバム引き取りにも行って、勢いでお昼寝もいっぱいしちゃった。
ぐぬぬ。
予定が進まぬ。
本日の読書:永遠の都 中 ホール・ケイン
イタリアの当局のせいで、幼いころに生き別れたロッシィとローマ。
運命のめぐりあわせでロッシィは革命の指導者に、ローマは貴族の忘れ形見として再会した。
で、いろいろあって、二人は相思相愛になるのですが(ってか最初から相思相愛だったよね)、それを許さないのが実質ローマの最高権力者である総理大臣・ボネリィ男爵。
あの手この手で二人を引き離そうとする。
それもそのはず、6ヶ月前に男爵とローマが極秘に結婚していたらしい。
と言っても何も知らないローマを無理やりに…だったっぽいけど、一事が万事遠回しに語られるので、本当のところはどういうことなのか私にはよくわかっていない。
『レ・ミゼラブル』を読んだとき、マリウスとコゼットについてはどうでもいいし、革命についも必要ないと思ってしまう私としては、どうも革命前夜的ロミオとジュリエットの話は本当に退屈。
せめて、ロッシィが革命の指導者ではなく使い走りで、金も時間も思うがままにできないなかでの純愛だったらまだ…。
そういえば、ローマが男爵に別れを告げた次の日から、借金取りが続々やってくるという世知辛さ。
「あとでまとめて支払います」と言う支払い踏み倒しができない身分になったことが知れ渡った途端、手のひらを返したかのように我も我もとローマのもとにやってくる。
これはちょっとかわいそうだったな。
正当な財産は男爵にだまし取られた挙句に、お小遣いのように必要経費を渡されていた小娘に、お金を払える能力なんてないことをわかっていながらの仕打ち。
貴族がすべて腐敗しているわけではないように、庶民だって絶対的な善人ではないんだよなあ。
Amazonより
『人間共和の理想に立ち上がったロッシィに襲いかかる陰謀。数奇な運命に隠されたロッシィと恋人ローマを結ぶ糸。愛と信義の試練の中で、ロッシィはイギリスに亡命していく。70年刊の再刊。』イタリアの当局のせいで、幼いころに生き別れたロッシィとローマ。
運命のめぐりあわせでロッシィは革命の指導者に、ローマは貴族の忘れ形見として再会した。
で、いろいろあって、二人は相思相愛になるのですが(ってか最初から相思相愛だったよね)、それを許さないのが実質ローマの最高権力者である総理大臣・ボネリィ男爵。
あの手この手で二人を引き離そうとする。
それもそのはず、6ヶ月前に男爵とローマが極秘に結婚していたらしい。
と言っても何も知らないローマを無理やりに…だったっぽいけど、一事が万事遠回しに語られるので、本当のところはどういうことなのか私にはよくわかっていない。
『レ・ミゼラブル』を読んだとき、マリウスとコゼットについてはどうでもいいし、革命についも必要ないと思ってしまう私としては、どうも革命前夜的ロミオとジュリエットの話は本当に退屈。
せめて、ロッシィが革命の指導者ではなく使い走りで、金も時間も思うがままにできないなかでの純愛だったらまだ…。
そういえば、ローマが男爵に別れを告げた次の日から、借金取りが続々やってくるという世知辛さ。
「あとでまとめて支払います」と言う支払い踏み倒しができない身分になったことが知れ渡った途端、手のひらを返したかのように我も我もとローマのもとにやってくる。
これはちょっとかわいそうだったな。
正当な財産は男爵にだまし取られた挙句に、お小遣いのように必要経費を渡されていた小娘に、お金を払える能力なんてないことをわかっていながらの仕打ち。
貴族がすべて腐敗しているわけではないように、庶民だって絶対的な善人ではないんだよなあ。



