10月19日(土)

 

我が家では、10さんも子どもたちも、わからないことがあると私に聞いてくる。

子どもたちは、今となっては私より詳しいことがたくさんあるし、そもそも一緒に暮らしていないのでまあいいとして、問題は10さん。

少しは自分で調べてよ!

 

というわけで今年、毎日3問のクイズを解くことを10さんに課してきた。

A6サイズのリングノートに毎日3問、日めくりカレンダーのように書くのが意外に大変で、解くより問題つくるほうが数倍時間がかかる。

いろんな問題集から写すのも多いけれど、一度自分のなかに落とし込んで、質問されても答えられるようにしておくのが最低マナーだろうし。

 

10月下旬分まではできていたので、9月になってからちびちびと作っていたのだけれど、何せ1日3問は時間がかかる。

そろそろ本腰入れないとなあ…と思った矢先の圧迫骨折で、だいぶん出遅れてしまった。

先週くらいから体調のいい時に、一回2時間を限度に作問してきて、今日ようやく大みそかの分も完成しました。

 

大変すぎたから、来年はもうやらない。

10さんも今までよりはスマホ検索が苦にならなくなってきたようだし。

 

クイズ作問という枷がなくなり、久しぶりに今日クロスワードパズルをやる。

楽し~い!

 

最後の問題はこんな感じ

『英語のダジャレ。「See you later,alligator」に対する定番の返し「After a while」の後に続く言葉は?』

ちょっと難しいかな。

laterとalligatorが韻を踏んでいることを考えると、わかりやすいと思うんだけど。

「じゃあまたね」「うん後で」って感じ。

 

 

8時半ごろ10さんが帰ってきて、「みぞれだよ」って言ってたけど、そのあとバラバラと大きな音がしていたから、アラレに変わったのかもしれない。

明日は寒そうだなあ。

 

 

 

 

 

本日の読書:名探偵の呪縛 東野圭吾

 

カバー裏より
『図書館を訪れた「私」は、いつの間にか別世界に迷い込み、探偵天下一になっていた。次々起こる怪事件。だが何かがおかしい。じつはそこは、「本格推理」という概念の存在しない街だったのだ。この街を作った者の正体は?そして街にかけられた呪いとは何なのか。『名探偵の掟』の主人公が長編で再登場。』

東野圭吾にしては薄いので選んだ本。
だって、この週に図書館から借りた本の半分近くが軽く500ページ超えだったり、二段組みだったりしたものだから、軽く読める本がいいなあ…と。
そうしたら大当たり!
本も薄いが内容も軽く読める、しかも面白い本でした。

本格推理小説を装ったメタ小説。
主人公の作家は、作者自身。
だって彼が書いたとされるあんな作品もこんな作品も、読んだことあるもの。

ところが図書館で資料になる本を探しているうちに迷子になり、気づけば見知らぬ街で、見知らぬ人物・探偵天下一として扱われることになってしまう。
市長からの依頼は、街の記念館の地下から発掘された何かが奪われてしまったので、取り返してほしいというもの。
しかし調査を開始すると…。

密室殺人あり、犯人消失事件ありと次々に不可思議な殺人事件が起きる。
ところがこの街には「本格推理」という概念がなく、社会派ミステリやハードボイルドはあっても、密室で起きる殺人や大勢の人の目をくぐって犯人が姿を消すなどということは理解できない。

なぜこんないびつな街があるのか。
その存在意義は?

密室殺人でデビューした東野圭吾が、いつの間にか本格推理から、人の心の機微や社会の構造の歪みなどを主テーマとしたミステリを書くようになったのは、加賀刑事のシリーズを読んでいてもわかりました。
『白夜行』『流星の絆』などのほか、ゴリゴリ理系の本格派と見られているガリレオシリーズでも『容疑者Xの献身』などの感動ポイントは、Xの献身的なまでの愛情でしょう。

そっちのほうが売れるから、というよりも、作者自身が本格派と言われる作品と少し距離を置きたくなった時期があったのだと思いますが、それは永遠の決別というわけではなく、いつかまた、書きたくなったら書くよという、作者から読者へのメッセージなのだと思います。
だから全然人間は書けていませんし、余韻もありません。
でも、その仕掛けを含めて、面白かったです。