10月7日(月)


好きな推理作品はある?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 
初めて衝撃を受けた推理小説は、小学校5年生の時に読んだエラリー・クイーンの『エジプト十字架の謎』。
首なし死体が十字架にはり付けられているというシーンも衝撃でしたが、なぜ死体に首がないのか、その必然性が推理の始まりであるということにものすごく衝撃を受け、納得したのでした。
以来、中学生の頃はお小遣いをためてはクイーン作品を文庫本で買いまくりました。
 
2年ほど前、阿津川辰海の『透明人間は密室に潜む』が面白くて、「私が見つけた作家だ!」くらいの気持ちでいたのですが、人気作家らしくて図書館の予約が全然回ってきません。くっすん。
鳥飼否宇も好きな作家なのですが、なかなか自分的に読む順番が回ってきません。
『激走 福岡国際マラソン42.195キロの謎』面白かったなー。
 
中学生の時に読んだウィルキー・コリンズの『月長石』は、すごくおもしろかった印象のみが残っていて、内容は1ミリも覚えていません。
いつか再読しようと思いつつ、果たせないままです。
 
本はなんでも読むけれど、ミステリはやっぱり格別好きだなあ。
 
 
 
 
 
本日の読書:おひとりさま日和 大崎梢 岸本葉子 坂井希久子 咲沢くれは 新津きよみ 松村比呂美

 

カバー裏より

『私はこの暮らしが好き――年齢を重ね、酸いも甘いも嚙み分けたからこそ得られた、自分に合う気楽で自由な生活。これぞ真の贅沢。それを私自身が分かっていればいい。その「ひとり住まいを楽しむ中で起きるほんの一幕のドラマ」をテーマに6人の人気女性作家が紡ぐオール書下ろし短編小説集。思わず笑わせられたり、ほっこりしたりしみじみしたり。共感はあちこちに。6話とも味わい違ってそれぞれ面白い。時々取り出して読み返したくなる”本棚保存本”ができました。』

目次
・リクと暮らせば 大崎梢
・幸せの黄色いペンダント 岸本葉子
・永遠語り 坂井希久子
・週末の夜に 咲沢くれは
・サードライフ 新津きよみ
・最上階 松村比呂美

48歳から84歳の女性のひとり暮らしがテーマのアンソロジー。
大崎梢の小説と、岸本葉子のエッセイしか読んだことがなかったけれど、どれも面白い作品でした。

子どもが巣立ち夫に先立たれておひとりさまになる場合と、ずっと一人暮らしを続ける場合。
戸建てに住んでいる場合と集合住宅に住んでいる場合。
ひとくくりに「おひとりさま」と言っても、その過程はそれぞれ。

私はひとりになった後に戸建てに住むことはないので、『最上階』が理想の生活として、現実は『幸せの黄色いペンダント』くらいかなあ。
『最上階』は、お世話になった里親の老後の面倒を見るため会社を辞めた、独身の女性(50代)が主人公。
在職中に投資などで手堅く貯金を殖やし続けたので、現在は無職でも生活に困らない。
マンションの住民同士で助け合えるようなコミュニティを作ろうと考えている。
生活に困らなくて、いろんな話ができる知り合いが同じマンションにいたら、ひとり暮らしでも心強いじゃないですか。

『幸福の黄色いペンダント』は、同じマンションに推し活仲間のいる女性が主人公。
あくまで推し活仲間であって、余計なかかわりは持たない。
でも、ともに推し活にピリオドを打った時、70代というのにアクティブな知人に元気づけられるという展開は嫌いじゃない。
ちなみにタイトルのペンダントというのは、急な体調不良などの時救急の呼び出しをしたり、日常の体調の不安を相談したりするためのボタンが付いた、通信機付きペンダントのこと。
欲しいわ、それ。

週末に、同じ映画を離れた席で鑑賞して、そのあとファミレスでご飯を食べながら映画の感想を語り合う友達、とか、田舎のコミュニティで助けてもらったり助けたりの密度の高い付き合いをするのも、年を取ると必要なことかもしれないなあと思った。

『リクと暮らせば』は、3人の子どもたちはそれぞれ独立し、一人で戸建て住宅に住んでいる主人公が、レンタル番犬と暮らす話。
番犬としてしつけられたシェパードとの日々の交流は微笑ましいし、朝晩の散歩は業者が責任をもって行ってくれるしで、これはいいなあと思った。
飼うのではなくレンタルであることで、突然自分に何が起こっても、犬が路頭に迷うことがないのがいい、と。
旅行に行ったり入院したりと、長期で家を離れるときは、業者が預かってくれる安心。
それでも月に10万円はさすがにお高いので、もっと一般的な事業になったら、もう少し手の届く価格になってほしいものです。