9月30日(月)
昨日の朝はベッドから起き上がるのに1時間半ほどかかりましたが、今朝は30分。
このペースで時間を短縮していけば、年内に光速を超えるのではないでしょうか。知らんけど。
今日は10さんが録画していたドラマ『Believe』を一気に見ていた10さんのそばで、チラチラ見ながらスマホゲームをしていました。
キムタクのドラマで、橋の設計者が自己の責任を取って事実を隠蔽して逮捕されたけど、脱獄をして真実を暴くという内容。
内容はどうでもいいんだけど、脱獄した際にろっ骨を骨折した木村君が走る、飛び降りるの大活躍で、痛み止めも飲まずすごなーと見ていたのですが、もっとすごい人が身近にいました。
私の母は骨とか歯が弱くて、40代でほぼ入れ歯だったように思います。
骨折も、私が知る限りで2回しています。
一度は急な坂道を自転車で下っていたら、いきなりブレーキがビンと切れて減速できなくなり、転んだ際に腰骨を折るという大事故。
体内にボルトを入れるようなケガで、私が聞いた限りでは2カ月の入院治療ということだったのですが、1カ月で退院してきました。
1歳の長男を連れて一日おきに隣の市に住む母の病院に通うのは、仕事もしていましたし結構な負担でしたから、早く退院できたのはいいのですが、実は「こっそり」「勝手に」リハビリしていた、と。
正式なリハビリが始まる前に、消灯時間後、病院の廊下をうろうろ歩いていたのだそうです。
「勝手にそんなことしたらだめじゃん!なんでそんなことしたの!?」と聞くと、「入院費用がもったいないから」って…。
二度目は冬のある日、バスに乗ろうとしてすってんころりんした際に、右の肘を骨折。
この時は病院からギプスをするように言われたのに「肩がこるから嫌」と断り、せめて三角巾で腕を釣っているように言われたのに、そんなものしてたら布団の上げ下ろしもできん、と、見た目普通に生活していました。
明治の女か?←違います
今ならわかる。
それって、めっちゃすごいこと。
私にゃあ無理。
私は無理をしないで少しずつ日常に戻れるようにしたいと思っています。
だってもう痛いのやなんだよ。
フラウ・ボゥならわかってくれる。
本日の読書:リサのいもうと アン・グットマン ぶん ゲオルグ・ハレンスレーベン え
Amazonより
『わたしリサ。もうすぐママに赤ちゃんがうまれることになったんだけど、まいにちがなんだかつまんなくなっちゃった。リサがおねえさんになるお話。』
お母さんのお腹に赤ちゃんがいて、または赤ちゃんが生まれて、今までどおりの親の愛情を感じることができなくなっちゃう子どもの話は、絵本に割とあります。
これもまあ、そのたぐいの一冊なのですが。
赤ちゃんが生まれたって絶対に口きかない。と決心するリサと、「ぼくもそうするよ」と味方になってくれるガスパール。
でも、生まれた赤ちゃんをこっそり見に行って、あっさり決心は翻ります。
「世界一の私のいもうと」
この辺の立ち直りの速さは、私の知る限り最速ではないでしょうか。
すっかりメロメロになったリサは、妹を学校に連れて行こうとまで思います。
世界一のいもうとを見せびらかすためと、お母さんがゆっくりできる時間を持てるように。
おやおや、リサったら、いい子街道まっしぐらじゃないの、と思ったら、ちゃんとリサにも自分のための計算があったのでした。
愉快愉快。
