9月29日(日)

 

多分痛みのピークは今朝でした。

そうであることを切に願います。

7時過ぎにベッドから起き上がろうとし始めて、起きてトイレに行けたのは8時半を大きく回っていました。

陣痛の時にも出なかった大きな悲鳴も出ました。

10さん、びっくりしたでしょう。ごめん。

 

座ってから立ち上がるのも、昨日より時間がかかりましたが、1分くらいです。

なので、今日は一日中、ダイニングチェアに座って過ごしました。

座面が広くて手すりが付いているので、座るのも立ち上がるのもやや楽なのです。(5年前に買い替えてよかった)

一日中座っていたら、さぞや読書が進むでしょうと思ったのですが、集中力が続かず、思ったほどは読めませんでした。

 

朝食後に痛み止めを飲んで、おとなしく座っていましたが、ずっと同じ姿勢というのもしんどいので、しょっちゅうもぞもぞ動きます。

昼食後に痛み止めを飲んで(ここの間隔が短いのがありがたい)、シャワーを浴びてだいぶん楽になりましたが、ベッドに戻る勇気がないので、ダイニングテーブルに突っ伏して昼寝。

いびきをかいていたらしいので熟睡したのかな?

起きたら頭が痛くて、ちょっと困る。

 

起床時の痛みが怖いので、夕食後の痛み止めは10時に飲もうと思っています。

9時半現在、結構な鈍痛になってきた。

1時間くらいクロスワードパズルをやったせいかもしれませんが…。

 

ビロウな話で恐縮ですが、便秘も怖くて、下剤を飲みつつ水分を多めにとって、家の廊下をゆっくりうろうろ。

明日に期待だ!

 

明日は今日より楽になっているといいな。

しかし、しばらくは外出もできないし、闘病日記みたくなっちゃうかもしれません。

すみません。

 

 

 

 

本日の読書:鼓動 P分署捜査班 マウリツィオ・デ・ジョバンニ

 

カバー裏より
『四月初めの朝。ロマーノ刑事がP分署近くのゴミ集積所で見つけたのは生後間もない赤ん坊だった。赤ん坊は急いで病院へ運ばれ、捜査班の面々は親探しに奔走するが、ある情報が事態を思わぬ方向へ導いていく。いっぽう、アラゴーナ刑事は初対面の少年に懇願され仔犬を探す羽目に。実は管内で犬猫の失踪事件が多発していて――小さな命のために奮闘する刑事たちを描く、人気警察小説!』

久しぶりに読んだ新作なので内容を思い出せるか心配だったが、それぞれのキャラクターがしっかり描き分けられているので、それは杞憂だった。

今回、真面目で正義感が強すぎるが故の怒りを暴力で発散してしまうロマーノが、職場の近くで生後間もない赤ん坊をみつけたことから話が始まる。
いい加減な仕事をすることもなく、裏に回ってあくどいことをするわけでもないロマーノが、その怒りのはけ口を求める言い分が自分勝手すぎて好きではなかった。
ロマーノの気持ちはわかるとして、だから殴られる人はその痛みを我慢しろと?

小さな赤ん坊をその手に抱いた時、ロマーノは初めて小さくてか弱い命を愛おしむことを知った。
重篤な感染症にかかっていて命の危機に瀕している赤ん坊に、ロマーノは別居している妻の名・ジョルジャをつけた。

母親と思しき若いウクライナ女性の死体が発見され、ロマーノは来る日も来る日も病院に通い小さなジョルジャの安否を心配しながら捜査に励む。
この事件については、割と早いうちに犯人はわかりましたが、とことん自分勝手でしたね。
母親のララは何の否もなくて、誰からも愛されていて、美人すぎるけれど心根のとてもいい人…だから殺されてしまったんだなあ、神様。

ロマーノは別居中の妻と復縁できるのか、ロコヤーノは父として生きるのか男として生きるのか、アレックスの失ったものの大きさと、アラゴーナの今回の事件に対する過剰な評価の行方が気になります。
しかしこのシリーズ、イタリアが舞台とは思えないくらい、いつも寒そう。