9月16日(月)
 
特に予定のない祝日。
天気がいいので、ドライブしてきました。
 
余市町に入ってすぐの海岸。
蘭島が近いので、積丹近郊では珍しく砂浜。

 
モーターボート持参の人とか、キャンプをしている人がたくさんいて、知る人ぞ知るポイントだったらしい。

 
昨日の雨が噓のように、本当に気持ちのいいお天気でした。ここまでは。

 
途中仁木町でブドウ(ナイアガラ)、リンゴ(アカネ)、プチトマト(アイコ)を購入。
なのに、きのこ王国できのこうどん(きのこのてんぷらは10さんの分)を食べて満足して、きのこを買って帰るのを忘れました。
残念過ぎる。

 
神仙沼展望台のトンボたち。
びっくりするほど、いた。

 
展望台からは、意外と展望がきかなかった。
神仙沼は…寒いのでパスしました。
10さん、薄着すぎた。

 
空は曇っているのに、羊蹄山に雲がかかっていない奇跡。
手前はグランピング場でしょうか。

 
ニセコの道の駅で、じゃがいも(だんしゃく)、長ネギ、ニンジンを購入。
写真はないけど、真狩村の道の駅で玉ねぎとじゃがいも(メークイン)を購入。

 
中山峠から見た羊蹄山。
お日様の位置がはっきりわかる。

 
お月見前夜ですが、一足お先にお豆腐を食べる。
今日の晩ご飯のメインはほうとう。
秋だなあ、しみじみ。

 
 
 
 
 
本日の読書:マイクロスパイ・アンサンブル 伊坂幸太郎

 

Amazonより

『付き合っていた彼女に振られた社会人一年生、どこにも居場所がないいじめられっ子、いつも謝ってばかりの頼りない上司……。でも、今、見えていることだけが世界の全てじゃない。優しさと驚きに満ちたエンターテイメント小説!猪苗代湖の音楽フェス「オハラ☆ブレイク」でしか手に入らなかった連作短編がついに書籍化!』

猪苗代湖を舞台にした、7年にわたる(主に)2組の話。
伊坂幸太郎の得意な手法である、一見無関係な話が少しずつ影響しあって収まるべきところに収まる話。

社会人一年生の男が彼女に振られたり新たな彼女ができたりの話と、いじめられっ子だった少年がスパイになる話が、近づいたり離れたりしながら二重らせんのように話が紡がれていく。

まず、少年の方の話に違和感を覚えた。
もしかして彼らは人じゃないのか?
信用ならない語り手ということで、実は正体は蟻だったりするのか?
…と思ったら、衣服の話が出てきたので人だったのか…と思った次第。
だからと言って、違和感は無くならなかったのだけど。

社会人一年生の男は、最終的に社会人7年生にまでなるけれども、妙に世間ずれしていなくて、伊坂幸太郎の小説らしいクールな彼女と、誤ってばかりの頼りない上司との関係はいつまでも初々しさが残る。

バタフライ効果ではないけれど、誰かの行為が誰かを助けることにつながることはある。
この作品の中にも、そういうケースはいくつか出てくる。
けれど、そういうこととは別に助けの手が差し伸べられることもある。
その理由が素敵。
私も死んだら、星にも風にもならないで、こっちになりたい。
でも、出会いたくはない。びくびく。