9月13日(金)
午前中は区役所に行って、午後は郵便局。
明日、雨が降る前に、つまり午前中までに読み終わっておかなければならない本があと2冊。
厳しいなあと思いつつ、郵便局帰りにスーパーで買い物をして、ちょっと遠回りになるけれどお気に入りの小さな八百屋さんに寄る。
明日の朝食べる果物を物色。
梨も桃もあるけれど、今日はリンゴがおいしそうだ。
何種類かあるリンゴの中でも、少し大きめのアカネが赤くつやつやしておいしそうだったので2個買う。
1個150円なので、1日一人当たり75円というのも、ありがたい。
果物高いからねえ。
ゆっくり本を読む時間を捻出すべく、先に煮物系を作る。
タラのアラ1パック100円を2パック買ったので、長ネギ、シイタケと醤油でさっと煮る。
豆腐も入れたいところだけど、豆腐は別に使うつもりなので水切りだけしておく。
豚のすね肉、タコ糸で縛ったものが2個で500円。
冷蔵庫にラーメンとメンマがあったので、チャーシュー(ってか煮豚)を作る。
醤油にショウガや長ネギの青い部分などを入れてしばらく中火で、火が通ったら弱火でコトコト煮込む。
傍らにいすを置いて、本を読みながら時々煮汁をかけまわす。
そんな時、外出していた10さんが帰ってくる。
「おいしそうだから買ってきた」と、ニコニコ見せてくれたのは、赤くてつやつやしたアカネ。
黙ってニコニコとオーブントースターの上に置いたアカネを指差す。
同じ店で、同じもの買ってきたよ。
お互い2日分のつもりで買った結果、これから4日はリンゴ生活。
嬉しい。
しかしバカな二人であるとちょっぴり思った。
なぜか「写真撮っときなよ」と10さんに言われた今晩のおかず。
「雷豆腐」と「油揚げのうずまき」。
水を切った豆腐を油でいためたときの音から、「雷豆腐」と言われるそうです。(『豆腐百珍』より)
油揚げで梅肉と海苔を巻いて焼いただけの「うずまき」
読書時間を捻出するため、調理時間を犠牲にしました。
本日の読書:ロンドン謎解き結婚相談所 アリスン・モントクレア
先に第四弾から読んでしまったので、答え合わせ的に初めの話を読む。
予想に反して二人はすでに結婚相談所を始めていて、そのなれそめ(?)もざっと手短に書いていたので、経緯に謎はないのだなと了解。
アイリスの過去についてはやはり多くが「語ることはできない」でいるが、今の仕事にかかわりのある部分だけはグウェンに対して秘密はなしとすることになったので、今後、知るべきことは順次明らかになるだろうこともわかった。
ただし、信頼できる語り手であるかどうかは、その時のタイミングなのだと覚悟はしておく。
とか言って、この話の感想としては、実にフェアなミステリでした、ということ。
彼女たちの予想に基づく突飛で無茶な行動は、必ずしも成功するわけではないけれど、その道筋にきちんと手掛かりが明かされている。
これには好感を持ちました。
アイリスとマイクの破局の原因もわかったし、グウェンが義母に自分の気持ちをはっきり言えるようになった経緯もわかったし、話のテンポはいいし、結構ハラハラさせられるのも心地いいし、ってわけで、続きも読みます。
カバー裏より
『舞台はロンドン。戦時中にスパイ活動のスキルを得たアイリスと、人の内面を見抜く優れた目を持つ上流階級出身のグウェン。対照的な二人が営む結婚相談所で、若い美女に誠実な会計士を紹介した矢先、その女性が殺され、青年は逮捕されてしまった!彼が犯人とは思えない二人は、真犯人さがしに乗り出し……。魅力たっぷりの女性コンビの謎解きを描く爽快なミステリ!』先に第四弾から読んでしまったので、答え合わせ的に初めの話を読む。
予想に反して二人はすでに結婚相談所を始めていて、そのなれそめ(?)もざっと手短に書いていたので、経緯に謎はないのだなと了解。
アイリスの過去についてはやはり多くが「語ることはできない」でいるが、今の仕事にかかわりのある部分だけはグウェンに対して秘密はなしとすることになったので、今後、知るべきことは順次明らかになるだろうこともわかった。
ただし、信頼できる語り手であるかどうかは、その時のタイミングなのだと覚悟はしておく。
とか言って、この話の感想としては、実にフェアなミステリでした、ということ。
彼女たちの予想に基づく突飛で無茶な行動は、必ずしも成功するわけではないけれど、その道筋にきちんと手掛かりが明かされている。
これには好感を持ちました。
アイリスとマイクの破局の原因もわかったし、グウェンが義母に自分の気持ちをはっきり言えるようになった経緯もわかったし、話のテンポはいいし、結構ハラハラさせられるのも心地いいし、ってわけで、続きも読みます。

