8月27日(火)
最近スーパーに行ったら、お米の棚に「コメの品薄につき おひとり様一袋まで」と張り紙がしてありました。
10さんに「知ってた?」って聞いたら、知らなかったというので、じゃあ大したことないなと思っていました。
何しろ10さんは新聞も2紙読んでるし、ニュースもワイドショーも見てる。
私より絶対に情報に強い、はず。
我が家は先週新しく10キロの袋を開けたばかり。
パンや麺類など食べていたら、まあ結構持つだろうと思っていたのです。
が、読メの方で、関東では普通の米が売っていないのでもち米買ってきた、とか、大阪から米探しに倉敷まで行ったけど手ぶらで帰るなどのつぶやきを見て、不安になり家族ラインで状況を確認しました。
長男は手持ちのお米はまだあるけれど、スーパーではもう手に入らない、と。
娘は今月の初めからすでに手に入らないので、主食はうどん、と。
やばいじゃん!
そんなことになっていたんだ。
なら米どころ北海道から送ってあげねば、と思って先ほどスーパーに行ったら、二軒回って在庫なし。
あらあら、テレビでニュースになった途端、あっという間に在庫がなくなったのね。
というわけで、おひとり様用うどんつゆを数種類買ってきましたが。(娘に送る用)
10さん、あんなにテレビや新聞でニュース見てるのに、状況把握できなさすぎ。
とはいえ、もう少し待てば新米も流通するはず(今年は刈り入れ早めだそうなので)。
あんまり焦って、昭和のオイルショックみたいになるのもいかがなものかと思うし、コメがなければ餅を食べればいいのよと、鷹揚に構えていようと思っています。
本日の読書:特捜部Q キジ殺し ユッシ・エーズラ・オールスン
裏表紙より
『「特捜部Q」――未解決の重大事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署である。見事に初の事件を解決したカール・マーク警部補と奇人アサドの珍コンビ。二人が次に挑むのは、二十年前に無残に殺害された十代の兄妹の事件だ。犯人はすでに収監されているが、彼一人の犯行のはずがない。事件の背後には政治経済を牛耳るあるエリートたちの影がちらつく。警察上層部や官僚の圧力にさらされながらも、カールは捜査の手を休めない――口うるさい新人も加入して勢いづく「特捜部Q」の大活躍を描く、シリーズ第二弾。』
読んでいる間、ずっと眉間にしわを寄せていたと思う。
そのくらい嫌な事件。
最初から最後まで暴力的な、救いのない話だった。
寄宿学校時代の友人グループ。
男子5人女子1人といういびつなバランスで、学友や教師たちを性や暴力で蹂躙していく。
しかしそのバランスが崩れたとき…。
まず男同士のつながりが気持ち悪い。
深い友情とは無縁の自己中同士なのに、互いの欲望を満足させるためにつるみ、学校を卒業して20年たった今も、その容赦ない暴力への嗜好を満足するためにつるんでいる。
金持ちだから、そして暴力に関しても容赦ないから、敵はいない。
ただ一人、仲間の前から姿を消した唯一の少女・キミーを除いては。
男たちは探偵を雇ってキミーを追いかける。
キミーは見つからないように姿を隠しながら、男たちの動向を探る。
ところが、いつの間にか追う者と追われる者が逆転して、キミーが男たちを追い詰める。
キミーの抱える心の闇と、哀しい事件、喪失については同情を禁じ得ない。
けれど、たった一人の信じられる友であったティーネに対して行ったことは、許されることではない。
たとえ自分の命と、命より大切なものを守るためであったとしても。
そして、カールの絶体絶命の時にキミーが現れてすべてがひっくり返るのだけど、どうしてそううまくいくのかがちょっとわからなかった。
だって相手は武器を持っていて、だからカールは絶体絶命だったはずなのに、狩の武器を携帯している男3人に対してキミーの登場だけで逆転できるもの?
何か読み落としたかな。
特捜部Qという組織は、一名増員もしたことだし、しばらくは安泰だろうけれど、アサドの秘密が明らかにはなっていない。
カールは、別居中の妻や同居している義理の息子との関係は直接ストーリーに影響を与えないのなら、退場願っていいのでは。
無駄に煩雑。
それよりも、捜査中の大けがの後遺症で肢体不自由になった元部下をうまくストーリーに絡めて事件を解決に導いていくほうがスマート。
どうせ捜査中の大けがの真相もそのうち解明しなければならないのだから。
で、主人公のカール・マークの上司がマークス・ヤコプスンなの、混乱するって前作の感想で書いたのに、今度は同じ警察の中にマーク・ヤコプスンとは無関係のヨハン・ヤコプスンが出てくるの、やめて~。
最後にキミーについて。
彼女は誰からも本気で愛されたことがない人生だったけれども、愛することはできた。
それが唯一の救いだと思った。
