8月17日(土)

 

パイン入りの酢豚はあり?なし?

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パイン入りの酢豚?なし。
パイン抜きの酢豚?なし。
 
子どものころ入院すると、父の会社の人たちが缶詰をもってお見舞いに来てくれた。
小学生のうちに一生分のパインを食べたので、パインはなくてよし。
そして、すっぱいものが嫌いなので、酢豚本体もなくてよし。
 
果物入りのおかずというのもあまり好きではないので、駅弁のカニ飯に入っている缶詰のサクランボやミカンもいらん。
そもそも缶詰がもう、一生分食べたのでいらない。
 
ところで、10さんが新潟に帰る前からずっと、「俺がいない間に宅配便が届くから。梨は傷みやすいから、ちゃんと新聞にくるんでヘタを下にして、野菜室で保存しておいて」と言われていたのに、台風のせいか全然届かない。
届くから、と言われてしまったら、外出していても急いで家に帰らなくちゃならない気になる。
何しろ梨は傷みやすいから。
 
予告から一週間しても届かないので、台風のせいで足止めを食って、段ボールの中で朽ちていく梨を想像しては過呼吸になりそうなくらい心配した。
だって、梨、好きなんだもの。
 
結局今日の夕方ようやく届いて、急いで箱を開けると、無事な姿の梨がそこにありました。
というか、たぶん台風で落ちる前に、本来なら出荷しない分も出荷したのだと思います。
逆にまだ少し青かったし、甘くなかった。
「これでは近所の人におすそ分けはできませんねえ」と笑いが止まらない顔でいそいそと冷蔵庫にしまったのは私だ。
だって、梨、好きなんだもの。
 
傷んでなくて本当に良かった。
「本当は重ねたりしないほうがいいんだけど、たくさんあるからしょうがないね」と言う10さんに「安心してください。下にあるのは玉ねぎです。梨は重ねたりしません」と胸を張って言う。
だって、梨、好きなんだもの。
これで今日から安心して眠れるわ。
 
 
 
本日の読書:ハリネズミと金貨 V.オルロフ 原作 田中潔 文 V.オリシヴァング 絵

 

Amazonより

『ハリネズミのおじいさんと動物たちの思いやりあふれるお話。本来のお金の意味、人と人が寄り添って生きる意味を思い出させてくれる。ロシアの人気アニメ画家の描き下ろし絵本。』

ハリネズミのおじいさんが、道で金貨を拾います。
いつだれが落としたのかわからない金貨。
舗装されていない、誰も歩いていない道。
ぱっくりつま先の開いた靴を履いてとぼとぼ歩いていたおじいさんは、近頃は冬ごもりの支度も大変になってきたこともあり、どこかで干しきのこでも買って、のんびり冬を越すことにしようと思います。
ところが…。

思いがけないことが次々起こるのはお約束として、おじいさんが最後金貨をどう使うのか。
これは予測できた人は少ないのではないでしょうか。

江戸時代の下町を思わせるような、森のみんなとのやり取りの後におじいさんがしたこと。
きっと読んでもらった子どもたちの心も、ほうっと温かくなるのではないでしょうか。