6月21日(金)

 

いつもは土曜日に予約を入れている美容院ですが、明日は父を病院に連れて行かなければならないので、今日に変更してもらいました。

いつもより白髪が目立つ。

髪の毛の伸びが早いと喜ぶべきか。

 

「前髪はどうします?」と聞かれ、いつも眉にかかるくらいに…とお願いしているのですが、最近髪質が変わったのか、眉にかかる前に顔の両側に分かれてしまうようになりました。

なので、特に短く切らなくても、揃える程度でいいです、と言いました。

 

さて、最近の髪の美容業界では乳酸菌が使われているらしい。

少し頭皮が赤く湿疹になっているらしいので、頭皮の保護というか、栄養補給に乳酸菌入りのシャンプーで洗ってもらい、乳酸菌入りのトリートメントをしてもらい、乳酸菌入りのなにかでマッサージしてもらいました。

 

そして髪を乾かすと、何ということでしょう、数年ぶりにオンザ眉毛の前髪になりました。

これはどういうこと?

乳酸菌のおかげ?

しょうがないので、もう一度前髪を切ってもらってできあがり。

凄いな、乳酸菌。

 

 

 

 

本日の読書:ブラックサマーの殺人 M・W・クレイヴン

 

カバー裏より
『かつて刑事ポーによって一人の男が刑務所送りにされた――カリスマシェフとして名声を誇ったジャレド・キートン。彼は娘のエリザベスを殺した罪に問われたのだ。だが六年後のいま、その娘が生きて姿を現した!キートンは無実なのか?あらゆる証拠が冤罪を示し、窮地に立たされたポーを助けるべく、分析官のブラッドショーが立ち上がる。強烈な展開が読者を驚倒させる、英国ミステリ・シリーズの第二作。』

600ページ以上もあるのに、一気に読まされてしまう。
なぜなら主人公であるポーが、冤罪事件を起こしたと糾弾され、仲間からの信頼は絶大とはいえ、対外的には絶体絶命に追い込まれているから。

そもそも冤罪事件を起こしたのはポーだけなのか?
百歩譲って誤認逮捕をしたとしても、死体も発見されていないのに、殺人事件で起訴しちゃった検察の責任は?
裁判官の責任は?

と、いくら私が思っても、作中で責任を問われているのはポーひとりで、しかもどんどん状況が悪くなっていく。

最終的にポーが逮捕されないだろうとはわかっているのだけど、どうやってこのピンチを切り抜けるのか、が気になって、本を置くことができない。

冒頭のシーンまでたどり着いたとき、思ったよりも残りのページが多かったので、もうひとひねりあるなと思ったけれど、さらにその下に真実があるとは驚いた。
そして、実の父親が娘を殺害するに至った理由とその手段のおぞましさに、震える。

それでもミステリとしての衝撃は前作の方が上。
次作は割と評価が高いようなので、読むのが楽しみだ。