6月16日(日)
 
今日はピクミンブルームのコミュニティデイ。
一万歩を歩く日です。
土日のどちらかで一万歩ということなので、たいてい私は土曜日に歩いて、日曜日は予備日としています。
しかし昨日は忙しかった割に、3000歩くらいしか歩けませんでしたので、天気が悪い今日、どうしても1万歩を歩かねばなりません。
 
出かけようとしたら雷がゴロゴロ。
しょうがないので様子を見て、どうしても雨がやみそうもなかったらサツエキまで出て、チカホを歩こうと思ったのですが、小ぶりだったので、家の近所を歩くことにしました。
交通費をケチって。
 
速足でてくてく歩き、少し雨が強くなったら商店街で雨宿り。
なかなか歩数がはかどらず、とうとう10さんから電話が来ました。
「買い物がてら、お昼ご飯を食べに行こう。車でピックアップするから、イオン方面へ歩いてて」
 
この時点で5500歩。
車に追いつかれたときは8000歩。
店内歩いて、食事と買い物をすませ、家に着いたら9750歩。
時間は2時半。
余裕。
 
目が覚めたら5時過ぎてました。
250歩、余裕と思うでしょ?
外出しない日、一日でそのくらいしか歩かんのよ。
なぜ寝た、自分?
…兎年の生れだから。
 
慌てて郵便受けまで走り、ついでにエレベーターホールをぐるぐるうろうろして歩数を稼ぎ、なんとか1万歩クリア。
ふう、やれやれ。
 
お腹の調子が良くないので、お昼はうどん。
関西風のお出汁とふよふよと柔らかい麺。
これはこれで好き。

 
 
 
 
 
本日の読書:むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 青柳碧人

 

Amazonより

『日本昔ばなし×本格ミステリふたたび! 2019年4月に刊行されるやいなや瞬く間にベストセラーとなった『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の続編が誕生。今回収録されたのは、「かぐや姫」「おむすびころころ」「わらしべ長者」「さるかに合戦」「ぶんぶく茶釜」の5編。果たしてこれらの昔ばなしがどんなミステリになったのか。各作品を通してのテーマが隠されており、それぞれのつながりも楽しい短編集です。』

目次
・竹取探偵物語
・七回目のおむすびころりん
・わらしべ多重殺人
・真相・猿蟹合戦
・猿六とぶんぶく交換犯罪

前作より手が込んでいて、面白かったです。
一応短編集で、各話に直接の繫がりはありませんが、同じ世界の出来事として周知の出来事になっています。

例えば、日本に(地球に)初めて探偵という概念を持ち込んだのはかぐや姫。
これはこの世界の共通認識です。
で、最後の『猿六とぶんぶく交換犯罪』で名探偵まで登場しちゃいます。

字面を見ただけでは気づかなかったのは迂闊でした。
名探偵・猿六と助手の綿さん。(ふたりとも猿)
「あらゆる可能性を排除していったとき最後に残った説が、真相なんだっぺ。たとえそれがどんなに意外でもな」には笑うしかありません。

それぞれの事件の真相も一筋縄ではいかず、二転三転、結局「どゆこと?」って読みなおすことも。
『真相・猿蟹合戦』から『猿六とぶんぶく交換犯罪』へと繋がる事件が読みごたえがありましたが、お気に入りは『わらしべ多重殺人』。
平安時代を舞台に、結構最近の世相を入れ込んでるなあ、なんてのんきに読んでいたら、しっかりと叙述トリックにやられました。上手い!