6月2日(日)

 

今日は昨日と同じくらい、ウォーキング日和でした。

気温よし、湿度よし、風もさわやか。

 

こういう日は自分から進んで、無目的に歩くことができるのですが、寒かったり雨だったりすると全く外に出たくない。

これは絶対北海道には不向きな性格。

冬、大丈夫かなあ。

 

激安スーパーで、10さんがプリンスメロンを買いました。

4個で480円。まあまあ。

ちょっと早いかな、と思ったのですが、4個もあるし1個ぐらい早めでもいいか、と切ってみました。

そしたらまあ硬い。

そして甘くない。

 

半分ずつ分けて、10さんはそこそこ頑張って食べましたが、私は2口ずつ食べたらお手上げ。

まだ3個残っているからもう少し熟すのを待ちますが、高い買い物になりました。

 

と思ったら、10さんが「もったいないから浅漬けにする」って。

 

あのね、全然甘くなかったメロンが、漬物にしたら甘くなるっていうのはどういうシステムなんでしょう?

しかもうっすら柔らかい。

おかずが甘いのは苦手なので、積極的におかずとして食べたいとは思いませんが、そしてフルーツとして食べるにはまだまだ甘さは足りないのですが、それでもあえて言おう、朝より旨いと。

 

メロンの漬け物って、普通もう少し薄いと思うのだけど、この厚さよ。

しばらくは漬物買わなくてもいいな。

 

 

 

 

本日の読書:友情よここで終われ ネレ・ノイハウス

 

カバー裏より
『著名な編集者であるハイケが失踪した。彼女の家のドアには血の痕があり、二階には鎖でつながれた老人がいた。捜査が始まり、老人は彼女が介護していた父親で、血痕はハイケのものと判明する。殺人の動機を持つ者として、彼女に作品の剽窃(ひょうせつ)を暴かれたベストセラー作家が浮かぶが、出版社の社長をはじめ、怪しい人物が増えていく。刑事オリヴァーとピアが出版業界をめぐる事件に挑む!』

相変わらず一気読み必至のストーリーで、ぐいぐい読み進めてはいたのですが、今回はちょっと読みながら頭の片隅に違和感がちょいちょい顔を出しました。
なぜみんな、周りの人に一言言わないの!?
これがあれば何人かは死なずにすんだはず。

以下、ぬるっとネタバレになっているかもしれません。
気をつけますが。

例えば、不審な日記の切れはしが届けられた時、過去に犯罪を犯した人は口をつぐんでもしょうがないけど、何が起こったのかわからないまま口裏をあわせさせられた人は「どういうこと?」って言っていいと思う。
言ったら殺されてたかもしれないけど。

ていうか、ハイケが殺された理由がいまいち判然としない。
殺人を見ていた人より殺人を犯した人の方が罪が重いのは当たり前。
それよりも軽い、財産の横取りを隠すために殺人を犯すかね。
既にリミッターが外れていたのかもしれないが。

そして、35年前の殺人事件の再捜査はする(ドイツの殺人罪に時効はない)のに、それ以前の殺人事件については証拠不十分であきらめるのもよくわからない。
現在の殺人事件もかなり証拠不十分では?
だって、声は聞こえなかったけれど言い争っている姿を見た、って証言だけだったじゃん、あの時点では。
そして冷酷な殺人犯という印象で書かれているけれど、目撃証言によれば発作的な殺人だったよね、もうひとつのと違って。

使用人が姿を消すのも不自然なのよ。
何十年も使えてきて、いろいろあったかもしれないけれど、貴重品を残したまま姿を消すって怪しすぎるやろ。
口先だけでも「お世話になりました」遠き手紙を置いて、スマホは持って姿を消せ。
まったく紛らわしいんだから!

野次馬的性格ではないのに、やけに事件の捜査状況を知りたがった人も、キャラクターに統一感がなくて気になった。
オリヴァーの家庭状況も恋愛体質もわたし的には不要。
もう58歳、落ち着いて、無理をしないで生きなさいよ、と言いたい。

あと、ドイツでも、認知症の親を自宅で一人娘が介護するんだ…と思った。
あれだけ外でバリバリ働いて、親のことは内緒にして、やって行けるのか?
案の定自分が殺されたとき、親は二階で鎖に繋がれていた。
それは徘徊する親への安全対策だったのだろうけれど、日本よりは福祉国家だと思っていたドイツでこれか…。