5月29日(水)
『an・an』にQuizKnockの記事が載ると聞いて、購入してきました。
最近めっきりご無沙汰の雑誌なので、本屋さんに行ったらバックナンバーが何種類も置いてあってびっくりしました。
どれもこれも表紙を見せて陳列してあって、どれもこれもボーイズグループが表紙を飾っていて、違いが判らん。
目次を見て、内容を確認して買ってきましたが、「おお、あったあった」などといって最初に目に着いた『an・an』を買ったら、違う号だったかもしれない。
危ない危ない。
クイズ番組が好きで、全力でテレビの前で参加していますが、クイズ番組に出たいわけではない。
ではなんでこんなにクイズが好きなのか…と常々考えていましたが、伊沢さんの「常にジェネラルでありたい」という言葉で納得できました。
私、いろんなことを広く知りたいんですよ。
できれば深くも知りたいですが、深くよりは広く知りたい。
だからクイズがいいんだな。
クイズは間口が広くて、知識自体はそう深くはない。
好きなこと、興味のあることはもちろんあります。
苦手なこと、興味ないことも。
それも含めて、すべてを知りたい。知っていたい。
読書の趣味も、そう。
食わず嫌いはなしにして、なんでも読むようにしている。
音楽も、なんでも聞く。
序列を決めるのが苦手ということもあるけれど、間口を広く、いろんなことに興味をもって知識を得たいと思っている。
だから毎日QuizKnockのWEBサイトで問題を解き、QuizKnockのYouTubeでエンタメ系クイズを愉しみ、QuizKnockのファンサイトでガチクイズに圧倒されている。
楽しい。
4月に旅行で行った三保の松原にある羽衣の松が今日、テレビのクイズ問題として出題されたのを見て、実際の経験・体験は知識として定着しやすいなあとは思うけど、そんなに旅行にばかり行っていられないからねえ。
とりあえず毎日の読書と日常の中で、知識を深めていけたらいいなあとQuizKnockの皆さんの姿勢に学んでいるところ。
髙木くん関係で忙しくなる前に、集中して勉強しておきたいと思って頑張る。
本日の読書:犬棒日記 乃南アサ
カバー裏より
『犬も歩けば棒にあたる。その故事のごとく、一歩外に出てみれば、そこにあるのは幸運か災難か!?巧みな人物造形と心理描写で多くの読者から支持される著者が、街で見た人物や光景を日記形式で描く人間観察記。あなたの身近の風景も、著者の手にかかれば一瞬にして物語になる!』
「×月×日」から始まる、一篇3ページ程度のストーリー。
最初これは日記の体をしたエッセイなのかと思った。
さすが作家というのは、普段の生活からストーリーを引き出すのが巧いものだ。
何気ない日常の隣でどんな会話がなされているのか、人ごみの中にどんな異彩を放つ存在があるのか、その耳は、目は、逃さないのだな。
日ごろの観察眼のたまものということか。
けれど、こんなにこんなにドラマって落ちているもの?
明らかに変だよ、その人っていうのが次から次へと彼女の前に現れる。
ほのぼのとした情景、一切なし。
これは、日記の体をした、日常系ショートショートですね。
きちんとオチが付くものばかりではない。
けれどちゃんと、いや~な感じは残していく。
だとすると、一気に読むのではなかった。
いくつかは事実に基づいた話もあると思うけど、「日常系の」という縛りが付いたショートショートなど、それほど大量に書けるものではない。
なんとなくパターンが透けて見えて、後半はちょっと読むのに飽きた。