5月23日(木)

 

昨日、今日と午前中忙しくて、家事が滞っております。

めんどくさい予定を午前中に入れがちなのですが、昨日の午前は向こうから予定が飛び込んできました。

 

朝食の後片付けも終わり、ちょっと一息つきかけた午前8時半。

父が入院している病院から電話が来ました。

そもそも保証人は弟なのに、なぜ病院は私の電話番号を知っているのか。

っていうか、父の関係先から次々電話が来がちなのだけど、父が私の電話番号を知らせまくっているとしか思えん。

 

「今日これから退院予定なのですが、本人は一人で大丈夫とおっしゃってますが、一人でおかえししてもよろしいですか?」

よろしくない。よろしくないよ。

病院と実家は直線距離では300mしか離れていないけど、紙袋に荷物をパンパンにして父が持ち歩くとしたら、絶対何かを落としてくるだろうし、落としても気づかないだろうし、なんなら声をかけられても気づかないからなあ。

「迎えに行きます!」と言って、大急ぎで家を飛び出したものだから、実家の鍵を忘れる。

父が持っているだろうから、まあいいや。

 

入院して早々に紛失した入れ歯は結局見つからなかったらしい。

病室で入院費用を財布から出し始める父。

「それは会計の窓口に行って出して…」と看護師さんに言われているのも多分聞こえていない。

看護師さんは途中で落としたら、と心配していってくださっていると思うし、父は受付でもたもたしては…と思っているのはわかるけど、間に挟まれた私はちょっといたたまれない。

 

父にリュックを渡し、紙袋ふたつと請求書とお金を私が持って、病棟の皆さんに挨拶して退院。

今回の入院は、主に貧血の治療のためだったらしいので、薬を飲むのを忘れないように食卓テーブルに置き、その他の荷物も片付けて、最後に保険証と診察券を失くさないように念押しして直接手渡しする。

6月1日に、今回受けた大腸検査の結果が出るので、その時は私も行くけれど弟にも来るように伝えてもらうよう頼む。

病院から、家族も来いと言われたので。

そりゃあ、父に話してもちゃんと伝わるか病院だって不安だよね。

 

なのに、私が家に戻ってすぐ電話。

「保険証と診察券がないけど、どこに置いた?」

直接手渡しましたよ。

「家中どこ探しても、ない」

家の外にはないはずなので、少し落ち着いてからもう一度探して。

どうしても見つからなかったら、明日の午後にでも行くよ。

 

結局10分後に「あった」と再び電話。

大事にならなかったからいいんだけれど、何か私の神経が削り取られていく感じがするのね。

母のときとは違う、疲労感。

で、午後から10さんと大通りに行ったわけです。

食欲無しだったけど。

 

今日は「ろうきん」に行ってきました。

4月に解約した際、出資金が返納になるのは5月と言われたけど、全然音沙汰ないのはなぜ?って電話したら、実は5月は間違いで、8月に返金しますと言われ、詳しい説明を受けに行ったのでした。

そういうシステムならしょうがないけど、随分と金融機関って悠長なんだなあって思いました。

自分のお金なら「しょうがないな」ですむけど、預り金なので早いところ清算して楽になりたいのだが。

 

ってな感じでちょっと愚痴。

すみません。

明日は週末の分まで買い物するので、家事は来週から頑張ります。←午後に家事をしたっていいんだぜ

 

 

 

 

本日の読書:ピュア・ラブ 2 恋情篇 宮内婦貴子

 

Amazonより
『この「恋情篇」は、涙の別れで終わった第1巻「紅絲篇」につづく第2章。紅絲(赤い糸)にみちびかれて再び出会ったふたりは、それぞれ悩みながらも、真心で愛をつらぬこうとする。こんなに温かく、こんなにやさしい愛がある。一人でも多くの方に、こんな愛のかたちを知っていただきたいと思います。』

確かにピュアではありますが、やはり主人公の精神年齢が幼い気がします。
何なら教え子たちの方がよほど大人。
大人の方が非常識な行動が多くて、ちょっとうんざりしました。

まず、禅寺に修行に行っている陽春に会いに、アポも取らずにお寺に押し掛ける木里子。
一時的に龍雲寺に帰って来ていた陽春に会いに、アポも取らずに押し掛ける佐竹医師。
この佐竹が、妻に先立たれ、残された子どもを母親に面倒見させているというのに、「こぶが二つもあって」という言い方をするのも嫌だし、たった2回しか会っていない木里子に対して、押しつけがましく病状を尋ねたり、陽春との仲を勘ぐったり、ドナー検査を受けたりと、ひとり相撲も甚だしいうえにプロポーズをするのが、もう無理。

それに引き換え子供たちの成長著しく、悪ガキトリオは人を思いやること、自分の頭で考えることなどを覚え、ルナも、自分が辛くても周りのために行動できる子になりました。

裕太は元々良い子でしたが、裕太の母は裕太を引き取るどころか、妹まで忍に押しつけて男と失踪。
どうもルナの母親といい、自己中でダメな母ばかりですね。

木里子の父も、女心がわからないのではなく、人の気持ちがわからない人なんじゃないかと思います。
誰に対してもいい顔をすることが、誠実さのあらわれではないと思うので。

というわけで、病気と純愛はどうあれ、子どもたちが頑張ったで賞です。