5月9日(木)
昨日とは打って変わって良い天気。
午前中、10さんはボランティアで不在なので、玄関の掃除をする。
広くもない玄関に、息子たちがサッカーの大会に出たときの集合写真パネルが数枚置いてあり、台車や折り畳みコンテナも畳んであるとはいえ置いてあり、シューズボックスの下には娘(小学生の頃の)キックボードやビデオカメラ用の三脚など、使わないものが押し込んである。
「片づけて」といくら言ってもらちが明かないので、とりあえず不用品をまとめて、土間部分(土間じゃないけど)を空にして、箒で掃き、テラコッタを洗剤で拭いて、水拭きをして、乾かして…いるところに10さん帰宅。
「いい天気だから、もう一度ちゃんと梅見に行こう!」
昨日の雨や強風で散ってしまったのでしょうか、梅の花が全然ありません。
探せばちらほら花が咲いてはいますが、梅も桜も終わったな。残念。
空だけが悔しいほどに青い。
一本だけ満開の樹。
花も葉もちょびちょびで、淋しい枝ぶり。
しょうがないので、梅林そばを食べて帰ることにする。
というか、10さんはこれを食べたくて来たらしい。
お蕎麦ができるまで売店のかたと少しおしゃべり。
梅の見ごろは終わっちゃいましたねえ、と言ったら、「今年は随分たくさん枝を剪定したみたいで、ずっとこんな感じだったんですよ。白梅の見ごろもこんな感じ。紅梅の見ごろもこんな感じ」
見頃が終わりと言えば終わりだけど、満開の梅の花がパーッと広がるっていう感じにはならなかったらしい。
それを見たくて行ったのに。
これじゃあ紅天女も出る幕ないね。
駐車場のそばで年配の女性に声をかけられる。
「もう見頃終わっちゃったんですね」
いえいえ、今年はずっとこんな感じだったらしいですよ。
伝言ゲームのような展開。
食後に梅ソフトを食べて、風が気持ちいいのでしばらく日向ぼっこ。
…と思ったら、「今日まだコーヒー飲んでない!」と10さんが騒ぐので、TSUTAYAの美しが丘店のカフェでひと休み。
ここは本があまり置いてないので、溝がないタイプのすり鉢とそれに合わせたサイズのすりこ木、そして味噌べらを買いました。
その後、激安スーパーでしまぞい2尾で150円だったので、今晩のメインメニューはこれで決まり。
ネギとジャガイモも一緒に煮付ける。
1束190円のアスパラを買い置きのベーコンと炒め、きゅうりに山椒味噌をつけたのも添えて、何と安上がりなのだろう。
みそ汁は安いときに買ったしめじ、安いときに買ったきぬさや、余ってるラディッシュの葉と豆腐。
冷蔵庫の野菜室が充実していて、とても嬉しい。
本日の読書:NO.6 #5 あさのあつこ
折返しまで来ましたが、全然話が進んだ気がしません。
相変わらずNO.6は謎だらけですし、人の命を大切にしません。
どういう運営をしているのか、全く見えてきません。
おかしいなあ。
紫苑とネズミは着々と計画を実行しているはずなのに。
沙布についても、どういう状況なのかがわかりません。
「沙布は美人」という台詞が何度も拉致した側から発せられますが、そもそも遺伝子的レベルで優劣を判断しているので、頭の良い人、運動神経の良い人と並んで、見た目の良い人だらけなんじゃないかと思っていたのですが。
NO.6という都市、というか組織への作者の精度が粗い気がします。
紫苑の母の火藍(からん)にしても、自分の目で見て耳で聞いたものを判断材料にしているのはいいけれど、危機意識が薄すぎます。
正論を年端のいかない少女に語るのは、NO.6のような管理・監視社会においては、自分にも相手にもリスクが大きすぎます。
なのに、あまりにも正面から正論を吐きすぎる。
もう少し大人になってうまく立ち回らないと、誰のことも救えないような気がして、不安でなりません。
カバー裏より
『あきらめてしまうのか?NO.6の治安局員に連行された沙布(さふ)を救い出すため、矯正施設の内部への潜入に成功した紫苑とネズミだったが、そこには想像を絶することが待ち受けていた。まるで地獄。くじけそうになる紫苑……その一方で、沙布には妖しげな魔の手が刻一刻と伸び始める。彼らの未来はいったい。』折返しまで来ましたが、全然話が進んだ気がしません。
相変わらずNO.6は謎だらけですし、人の命を大切にしません。
どういう運営をしているのか、全く見えてきません。
おかしいなあ。
紫苑とネズミは着々と計画を実行しているはずなのに。
沙布についても、どういう状況なのかがわかりません。
「沙布は美人」という台詞が何度も拉致した側から発せられますが、そもそも遺伝子的レベルで優劣を判断しているので、頭の良い人、運動神経の良い人と並んで、見た目の良い人だらけなんじゃないかと思っていたのですが。
NO.6という都市、というか組織への作者の精度が粗い気がします。
紫苑の母の火藍(からん)にしても、自分の目で見て耳で聞いたものを判断材料にしているのはいいけれど、危機意識が薄すぎます。
正論を年端のいかない少女に語るのは、NO.6のような管理・監視社会においては、自分にも相手にもリスクが大きすぎます。
なのに、あまりにも正面から正論を吐きすぎる。
もう少し大人になってうまく立ち回らないと、誰のことも救えないような気がして、不安でなりません。








