5月5日(日)
 
今日は、この間ほとんど咲いていなかった梅を見に、再び朝から平岡公園に行ってきました。
9時前には駐車場に着いたのですが、既にどこも満車。
調べたら、6時から駐車場は開いているのです。(事前に調べろよ)
 
というわけで、傷心を抱えてコーチャンフォーに行き(朝9時から開いている)、1時間ばかり店内をうろうろしてご機嫌で帰ってきました。
なんなら花より本屋の方が好き。
 
帰りの車で「晩ご飯どうする?」「昨日魚だったから、今日は肉?」などと話し合った結果、餃子になりました。
たまたま餃子屋さんの前を通ったから、とも言えるけど。
 
上は米粉の皮に包んだ、ルッコラとチーズを入れた餃子。味の基本は黒胡椒で。
溶けるチーズを入れると溶けてなくなっちゃうので、今回は普通のプロセスチーズを入れたら、いい感じに溶けて美味しくなりました。
左下は軟骨とニラ。下味に醤油を少々。もう少し味が濃くてもよかった。
右下は白菜とザーサイ。ザーサイに味が付いているから下味はなし。

 
焼いたらこんな感じ。

冷蔵庫にあるものと相談しながら作るので、組合せは適当。
見切り品で買った白菜がまだたくさん残っているので、明日は白菜メインで何か作ろう。
 
明日は雨の休日。
10さんはサッカー観戦で不在。
幸せの予感しかない。
 
コーチャンフォーで買った本はこちら。
長年待ち望んだ米澤穂信の小市民シリーズの『冬期限定』。
長編はこれで最後かもしれないけれど、雑誌で発表されたままの短編がいくつかあるはずだから、小市民シリーズとしてはまだ終わらないだろうと思っているのですが。
 
マルクス・アウレリウスの『自省録』。
『ミステリという勿れ』出来になっていたので、ぱらぱら見たら読みやすそうだったので。…だって超訳だもんなあ。
 
『美術検定4級』の問題集。
ぱらぱら見たら面白そうだったので。ああ、美術をもっとよく知りたい。
 
その他、小学校から高校までの計算問題がこれ一冊で解けるようになるという本があって、本当にもう少し数学がわかるようになりたいので、よほど買おうと思ったのですが、積分で…無理。
あと何回か通っても気になるようだったら買います。
今は大人のための問題集がいっぱいあって、物理とか科学とかもとても気にはなっています。
でもとりあえず山積みの漢字検定の問題集を片付けなければ。

 
 
 
 
本日の読書:不知火判事の比類なき被告人質問 矢樹純

 

Amazonより

『誰もみたことのない衝撃の逆転裁判がはじまる――。フリーライターの湯川和花は殺人事件の裁判を傍聴するのだが、結審直前に衝撃的な被告人質問を目の当たりにする。左陪席の不知火春希裁判官が予想外の質問を被告に投げかけ、悲しすぎる事件の真相を自白のもとに晒して法廷の景色を一変させてしまう。こうした不知火判事の質問は「他に類を見ない質問」と法曹関係者の間で囁かれていた。』

目次
・二人分の殺意
・生きている理由
・燃えさしの花弁
・沈黙と欺瞞
・書けなかった名前

初めて読む作家の本だったので、新人かと思ったらデビューして10年以上たっている中堅作家さんでした。
なんで新人と思ったかというと、あまり文章が上手くないから。
ガチャガチャとわかりにくい文脈は、もう少し整理して書いてほしいと思いました。

不知火判事の目の付け所は面白く、質問が比類なさ過ぎて、どんでん返しすらない無双状態というのを、法廷で被告人とまたは検察や弁護人とと丁々発止のやり取りを経てからの解決だったら、もっとわくわくできたかなと思います。

ただ、これも文章力の問題だと思いますが、遺書の文言の不自然さを、捜査陣が誰も気づかなかったのだとするとうかつすぎるし、文章を読んだだけでも登場人物二人の見た目の特徴が同じであることにだれも気付いていないのも違和感。
二人の顔の特徴を読めば、どういう関係なのか気づきそうなものじゃないの?

だから読者に対してフェアであると言えば、そうなのだと思いますが、もう少し読みやすい文章になるよう、情報を整理して書いてほしいと思います。
今後に期待。