4月10日(水)

 

「内弁慶」

 

 

駄目なんですよね、内弁慶で、人見知りで。

ブログを拝見して、コメント書きたいな~と思っても、なかなか一歩が踏み出せない。

空気読んでなかったらどうしよう、迷惑だったらどうしよう…いろいろ考えちゃいます。

 

この間、勇気を出して初めての方にコメントを書いたのですが、反応全くなくて、結構うじうじ気にしていたら、「気づくの遅れてごめんなさ~い」ってコメント承認されて、今ちょっと舞い上がっています。

 

何度もやり取りした方でも、コメントをスルーされると、もう二度とその方にコメントできない。

気にし過ぎなんだとは思うんだけど、もしかしたら粗相をしてしまったのかもしれないし…って思うともうだめです。

 

もうちょっと打たれ強くなりたいなあ。

そして、もう少し世界を広げられたらなあ、と思っています。

 

というわけで、突然コメントが行ったらごめんね。

まだだいぶん一歩は重いのだけれど。

 

 

 

 

 

 

本日の読書:花の降る午後 上 宮本輝

 

カバー裏より
『神戸・北野町にあるフランス料理店アヴィニョンに若い画家の高見雅道が訪ねてきた。夫の速すぎる死後店を守ってきた典子は、夫の療養中に買った雅道の風景画を個展のために貸すことにしたが、その絵の裏には夫の驚くべき手紙が隠されていた。経営者を続けるか悩んでいた典子の心は、雅道へと傾いていく。』

なんて読みやすいんでしょう、宮本輝の作品は!
するする読めるしわくわくできる。

主人公の典子は、夫の死後、神戸で有名なフランス料理店を受け継ぎ、店を繁盛させてきた。
37歳の素人がそこまでできるようになるには、随分と勉強も気遣いも必要だっただろう。
何より、開店当時からのシェフと支配人が、彼女を支えてくれたのが大きい。

と思ったら、乗っ取り騒動ですよ。
一見紳士風だが違法行為も辞さないという悪党に目を付けられ、典子の店どころか近隣の金持ち土地持ちから財産を吸い上げようと、あの手この手で絡んでくる。
ここがめっぽう面白い。
信頼した人に裏切られたり、急遽雇った人に助けられたり。

それと並行して、なのか、こちらがメインなのか、典子が夫の生前に買った絵の画家である高見雅道とのロマンス。
こちらの方は、私にはピンとこないのだけど。

37歳の金持ちの未亡人と、27歳の売れない画家。
惹かれ合うこともあるだろう、とは思う。
でも、いったい互いのどこに惹かれたのか、書いてないからわからない。
映画なら、表情や間などで表現もできようけれど、小説なんだから言葉で書いてくれないとわからない。
行間…?読めん。

当初は普通にパトロンと画家設定だったんじゃないかと思うのね。
だけど編集辺りから「もっと二人の間が密接でなければ、読者には面白くありません」とか煽られて、こういう感じになったのかなあ、と。
なにせくどいのよ、二人の熱愛シーンが。
いらないくらいに思っているのに、しつこい。
その割になぜそこまで執着するのか書いてない。

そもそも店の危機的状況にハラハラして読んでいるのに、肝心の主人公が「シェフが独立したら、店を畳んでもいいな」なんて思っている。
その程度の覚悟(?)で、神戸のフレンチレストランがやっていけるの?

と突っ込みながらも、やっぱり面白いんだわ。
次はきっちり巻き返してくれよ、典子。
間違えても店をほっぽり出して駆け落ちなんてするなよ。