買ってよかったもの

4月4日(木)

 

今日の午前中は昨日の続き。

職場から持ってきたあれやこれやを分別して、古紙回収、燃えるゴミ、雑紙ごとにいちいちゴミ置き場に持って行く。

とにかく歩数を稼がなければ、退職してからの平均は1日4000歩くらいにしかならない。

 

そして買ってよかったもの

 

10さんが退職した時に、それまで手動だったシュレッダーを電動のに買い替えた。

格段に書類の処分が楽になりました。

それまでは、手でシュレッダーを回すのが面倒で処分溜めがちだったけれど、これにしてからは却って少量でもこまめに処分するようになった。

今日も大活躍。

もう要らない過去の事例や、なんらかの証明書や、連絡を取りもしない人からのあいさつ状など、全部シュレッダーにかけた。

 

おかげ様で、見た目だけは退職前の部屋と同じくらいの乱雑さに戻る。

が、これからは、もう着ないスーツだとか、数だけ揃えていたブラウスだとか、洋服を処分しよう。

 

それから、先月に入ってから、パソコンが頻繁に落ちるようになった。

熱くなっているのがわかるので、少し底上げをして熱い空気を逃がすような工夫をしていたけど、やっぱりダメだ。

10分もすれば落ちる。

 

というわけで、先日これを買った。

 

3~4日使っているけれど、今のところ落ちなくなった。

弱で使っているけれど、パソコンが熱くなることもない。

ただ、これはあくまでも対症療法なわけで、根本的な問題は解決していない。

 

このパッドを使用するのに、USB口が必要なのだけど、私のパソコンにはそれが2つしかない。

そして今、Wi-Fi受信ができなくなった本体の代わりに電波受信用のアンテナをさすのにひとつ、パソコンのタッチパッドが反応しなくなったためマウスを使用するのにひとつUSBを使っているので、これはもう、本体が壊れる寸前ってことなんじゃないかと思っている。

ふしぎなことに冷却パッドを使うようになって、本体がWi-Fiを受信できるようになったので、今のところ問題なく使えているけど。

 

もうひとつ、買ってよかったものが何かあったはずだけど、忘れた。

思い出したら書きます。

 

さて、食事当番について。

月~水は10さん、木~土は私が担当ということで、今日は私が三食準備しました。

やることがてんこ盛りなのに、食事の支度…の前の買い物からするのは、なんだか忙しすぎて厭なのだけど、主婦ってそういうものよね。

7年ほど近所の買い物に本腰入れていなかったので、今日は近所の八百屋さん2軒と格安八百屋さん1軒をまわる。

 

結論として、大型スーパーの特売品と格安スーパーの価格は、生鮮食料品においてはあまり差がない。

八百屋さんも、スーパーもあまり差がない。

ただし八百屋さんの目玉商品は安い!

 

毎日が勉強の主婦一年生。(兼業主婦歴は35年くらいあるが)

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本日の読書:さいはての二人 鷺沢萠

 

カバー裏より
『「――この男は、あたしだ……。」美亜がはじめて朴さんと会ったのは、所属していた劇団が潰れたのを機に、新橋の飲み屋『スタア』で働きはじめて一週間経つか経たないかの頃だった。三日にあげずに店に顔を出す朴さんに、美亜はやがて「あたしと同じものを持っている」と、強くひかれていくのだった……。家族との繋がり、自分の居場所、死について描いた、著者最後の恋愛小説集。』

目次
・さいはての二人
・約束
・遮断機

鷺沢萠が亡くなって、あと数日で20年にもなるんだね。
あの頃毎日彼女のWEB日記を読んでは笑っていたのに、それが突然断ち切られてしまった。

喜怒哀楽の、「怒」を正しく真っ当に表せる人が好きだ。
そんな中、彼女の凄いところは、感情から発した怒りをきちんと論理に落とし込んで、冷静に怒りを表現できることだ、と思っている。

今でも時折天に向かって問いかける。
「今の日本、どう思う?ねえ、めめちゃん」
この本を読んでいても、何度か彼女に問いかけては、返事のないことに悔しくて鼻奥がツンと痛んだ。

この本に収録されている3編は、どれも家族を恋うる小説だ。
そして、死を超えた先で主人公は自身の生れた意味や半生、そしてこの先の生き様への指標を得るのだ。
めめちゃんも、だから、なの?

でもさ、『さいはての二人』で、美亜は朴さんの死を超えて「生まれてきて良かった。生きていて良かった」って思ったじゃん。
『約束』で、行雄は生まれてはじめて負わされた責任を、果たすことができたじゃん。
『遮断機』の、おじいのような人は、めめちゃんのそばにいなかったの?
「おねえちゃんはひとりでよくがんばったよ。おじいがいちばんよく知ってるさあ」って言ってくれる人、いなかったの?
いたでしょ?絶対に。

ああ、20年経ってもやっぱり悔しくて涙が出る。
そのうちそっちに行ったら文句言ってやる。
待ってろよ!