よく家に置いてるお菓子は?

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時々「いい加減にしなさい!」と怒らないと、買い置きのお菓子だらけになってしまう。
怒ったあとはしばらくお菓子まったく無しの日々が続く。
10さんの辞書に「適量」という文字は多分ない。
 
10さんが買ってくるのは亀田の柿の種とロッテのチョコパイが多い。
あとはでん六の豆菓子。
 
なんで怒るのかというと、ファミリーパックを2個3個と複数買ってくるからです。
それを全部見えるところに出しっぱなしにしておく。
片付けると忘れてまた買って来るから。
だ・か・ら、そういうダラシナイ買い方やめて!って怒っちゃう。
 
んで、先週からお菓子ない日が続いています。
 
 
 
 
本日の読書:数学の女王 伏尾美紀

 

Amazonより

『強くてかっこいいのに等身大、警察小説の新ヒロインふたたび。

博士号を持つ異色のノンキャリ警察官・沢村依理子は、道警本部の警務部に異動となる。
とある出来事で監察官室に目をつけられている沢村は、これは報復人事ではないかと疑う。
そんな中、新札幌に新設されたばかりの北日本科学大学で爆破事件が発生。
これを機に沢村は突然捜査一課に異動となるが、ただし警務部付ーー果たしてこの人事の意味とは。

一方、爆破事件はいつまで経っても進展がない。まさか北海道でテロ事件が起こったのか。
公安との駆け引きの中で進めていく捜査、しかも沢村は突然班長を任されることに。
新天地でまだぎこちない沢村は、新参者の班長に対して心中複雑な班員たちをどうまとめていくのか。
なかなか実態がつかめない爆破事件の犯人の目的ーーそれは、女性研究者として博士課程まで進み、アカハラによって恋人を亡くすという経験をした沢村だからこそたどり着けるものだった。』

デビュー二作目だけど、デビュー作より格段に読みやすく、上手くなっていた。
でも、デビュー作もそうだったけど、エンジンのかかりがめっちゃ遅い。
最初に事件が起きて、主人公が事件の捜査に関わるまでに100ページも読まねばならない。
これが、だるい。

警察の人事なんて、もうどうでもいいよ。
自殺した元恋人の件も、引きずりすぎ。
それプラス公安と刑事部の対立も詳しく書いていたら、そりゃあ事件も進まないわ。
事件に関わってからが面白いだけに、最初の100ページがもったいなさ過ぎる。
事件へのかかわり方で人物に厚みを持たせるようにすればいいのに。

今時の若い人に響くかどうかわからないけど、40~50年前は本当に女性が進学すること、ましてや理系の大学院へなんて、とんでもないという風潮だったし、その後就職したところで男社会の中で、評価もされず孤独だったろうことは容易に想像できる。
そして自身博士号を持つ女性警察官としての居心地の悪さを抱える主人公が、結果として捜査員として最適であったこともいい。

でも、デビュー作に続いてまた上司が病に倒れ、突如浮上した容疑者はメンタルが不安定。
ちょっと構造が似すぎじゃないかとも思った。
100ページから最後まで、面白く読んだけど、今後シリーズを読み続けるかは、謎。
札幌を舞台にした小説を読みたいわけじゃないんだ。
面白い推理小説を読みたいんだ。