海で助けてもらったことある?

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海で助けてもらったことも陸で助けてもらったことも空で助けてもらったこともありませんが、いろんな場面で人様に助けていただいております。
ありがたや、ありがたや。
 
ところで、このスタンプのキャラ、一瞬海上保安庁のマスコット「うみまる」かと思いましたが、よく見たら「うみまる」よりかわいいわ。
「うみまる」はタテゴトアザラシの子どもだそうですが、このスタンプの子はなんでしょうね?
アザラシの子、みんなかわいいなあ。
 
 
 
 
本日の読書:魂手形 三島屋変調百物語七之続 宮部みゆき

 

Amazonより

『嘘も真実も善きも悪しきも、すべてが詰まった江戸怪談の新骨頂!江戸は神田の三島屋で行われている変わり百物語。美丈夫の勤番武士は国元の不思議な〈火消し〉の話を、団子屋の屋台を営む娘は母親の念を、そして鯔背な老人は木賃宿に泊まったお化けについて、富次郎に語り捨てる。』

目次
・火焔太鼓
・一途の念
・魂手形

聞き手が富次郎になってから、あまりおどろおどろしい感じの話がなくて読みやすいのだけど、少し物足りない。
なんて思っていたら、最後の最後に不穏な予言(?)
おちか、富次郎、どちらにも幸せな生涯を送ってほしいのだけど…。
というか、おちかが結婚で聞き手を退いたように、富次郎は絵の道に進むことで聞き手から退くのかな、なんて思っていたんだけど、違うのかな。

今回のテーマは家族愛でしょうか。
とりあえず最初の『火焔太鼓』に泣かされる。

そして、今収録作を読んで感じたのは、人間と妖って結構距離が近い。
何かのきっかけで、人は簡単に妖の方へ踏み出してしまうのかもしれない。
喰らって、念じて、そして呑み込まれて。

徐々に百物語ではなく、それに関わっている人たちの物語になってきたようだけど、それはそれで続きが楽しみ。