私の今年の漢字はズバリ!
「楽」
今年はどんな1年だった?
今年も楽しく推し活させていただきました。
6月京都の舞台ははずれちゃったけど、10月に大阪に行って、ついでに長男や娘とも会ってきて、楽しかった。
そして今月下旬は東京でのLIVE。
来月(来年)は福岡に遠征。
そして来年の舞台の予定も発表されたので、それまた楽しみ。
3月の東京は忙しくて行けないかもだけど、4月の大阪、広島、福岡のどこかには行きたいなー。
チケットあたるといいなあ。
そんな時間もまた、楽しい。
有休消化のため、毎週金曜日を休むことにしたら、なんだかめっちゃ楽。
はい。
楽させていただいてます。
家でも楽、職場でも楽。
いかんなあ。
来年はもうちょいきびきび動きます。
そして、「楽しいから始まる学び」でおなじみ、Quiz Knockにハマって半年。
毎日楽しい。
勉強が楽しいことが嬉しい。
思うに、楽しいことに囲まれているから楽しいというのだけではなく、楽しい気持ちをシェアできる環境だから楽しい、というのもあるんだろうなあ。
明日も楽しく推し活、勉強。
そして冬靴を買いに行って、帰りに焼き鳥。
ああ、楽しみ。
本日の読書:エンドレス・ワルツ 稲葉真弓
Amazonより
『2014年八月に逝去した、作家・稲葉真弓の名作。阿部薫と鈴木いづみとの凄絶な愛の軌跡を描いた、女流文学賞受賞作。解説、小池真理子。』
1973年から1978年までのアルトサックス奏者・阿部薫と作家・鈴木いづみの愛憎劇。
それから、1986年のいづみ。
もう絶望的に苦手だわ、こういう世界。
五体満足に生まれて、なのに何かの被害者であるかのように、自分を受け入れない世の中に反発し、酒や薬に頼り、現実に向き合おうとせず、破壊するだけで生産的なことはせず、…。
ああ、嫌だ。
甘えてる。
そういう時代だったというのもあるのだろう。
事実その後の世の中に、このような自堕落を賛美するような時代はない。
時代に流されたのか、そういう自分に酔っていたのか。
退屈をもてあましているのなら、働けばいいじゃない。
金のために働きたくないなら、他人のために倒れるまでボランティアでもしてみればいいじゃない。
生活の苦労もせず、自分のところにラッキーが、またはハッピーが来るまで、ラリッて支店の定まらない目で世の中を斜に見る。
二人の間に娘が生まれたけれど、その子は透明で、父とこの世を繋ぐことも、夫婦仲のかすがいになることも、母とこの世を繋ぐこともできなかった。
この夫婦には、娘の姿が見えていたのだろうか。
寝ている娘の横で首を吊る母親。
甘えるな。
遺された子どものことなんか、みじんも考えていないのだろう。
生きたくても生きることのできなかった人のことも、考えたこともないのだろう。
才能がある人は、何をしてもいいの?
でも私は、阿部薫も鈴木いづみも知らなかった。聞いたことなかった。
50年できれいさっぱり忘れられる程度の才能だ。
解説で小池真理子が”純粋さは、それを究めようとすると、皮肉なことに、果てしなく人を堕落させてしまうことがある。”と書いているが、純粋を言い訳にする時点で不純じゃないか?
もう本当に、こういうの、無理だ。