今日は午前中に映画を観て、お昼は狸小路にこの夏オープンした商業施設『モユクサッポロ』に行ってきました。
モユクサッポロのモユクとは、アイヌ語で「たぬき」を意味するそうです。
お目当ては『豆皿料理・酒 そばまえ』
蕎麦前をメインに食べさせてくれるお店とあって、オープン前から気にはなっていたのですが、ようやく行けました。
ところが、お昼に食べられるメニューはわずかで、食べてみたいもののほとんどが夜メニュー。
そして今日の札幌は、午後から雪で大荒れの天気予報。
なので、今回はお蕎麦だけ食べて帰ってきました。
今度はきっと夜に行こうと思います。
何人かの人たちに「モユクサッポロ内の水族館いいよ。マッピーさん絶対好きそう」と言われているので、水族館のあとに呑んでもいいね。
イタリアンバルに中華バル、サッポロビールのビアバーもあるので、何度も訪れることになると思います。
あい盛りの山ワサビそば。
更科蕎麦と田舎蕎麦は、産地が違うというこだわりぶり。(どちらかが上川町でどちらかが下川町でした)
更科もこしがあって美味しかったし、田舎蕎麦はガツンとパンチがあって美味しかったです。
だけど山ワサビを下ろして食べるシステムなのに、普通のわさびもついてくるのはなぜだ?
本日の読書:すべての雲は銀の… 上 村山由佳
カバー裏より
『恋人由美子の心変わりの相手が兄貴でさえなかったら、ここまで苦しくなかったのかもしれない。傷心の祐介は、大学生活から逃れるように、信州菅平の宿「かむなび」で働き始める。頑固だが一本筋の通った園主、子連れでワケありの瞳子……。たくましく働く明るさの奥に、誰もが言い知れぬ傷みを抱えていた。』
カバー裏のあらすじ紹介の文、「傷み」でいいのかな?
「痛み」じゃない?
というのはさておき、のっけから主人公は、彼女を兄貴に奪われてうじうじモード。
なんか『おいしいコーヒーのいれ方』の勝利を彷彿させて、眉間にしわを寄せながら読み始める。
失恋の痛手を忘れるため、主人公の祐介は、親友の紹介で菅平の宿で住み込みのバイトを始める。
悩むまでもなく次から次へと肉体労働が待ち構えている毎日で、祐介は徐々に彼女を思い出すことが少なくなってきていたが、そんな時…。
宿のオーナーの姪でシングルマザーの瞳子と息子の健太や、フラワーコーディネーターを夢みて努力を続ける美里と花綾、不登校の桜など、それぞれに悩みを抱えながら日々を生きる存在が、祐介の心に影響を与えたことは否めない。
そして、宿のオーナーが行っている無農薬有機栽培の野菜作り。
こちらに関しては作者が鴨川で農地を開拓した経験が生きているが、実に丁寧に描写されているそれらの作業もまた、祐介を立ち直らせる一女であったと思う。
しかし、たかが数ヵ月できれいに心の整理ができるわけもなく、衝撃の展開で上巻は終わる。
でも、「おいしいコーヒーのいれ方」とは違って、主人公はやや前向きだし、ストーリーは進んでいるので、思っていたより全然楽しく読むことができた。


