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最近ハマっているのがNHKの「びじゅチューン」

美術の勉強のために見始めたけど、正直勉強になっているかは不明。

でもまあ、親しむきっかけにはなるでしょう。

 

リンクは貼れないので、タイトルだけいくつか列挙しておきますね。

気になったら見てみてみて。

 

[びじゅチューン]何にでも牛乳を注ぐ女

[びじゅチューン]真珠の耳飾りのくノ一

[びじゅチューン]見返りすぎてほぼドリル

[びじゅチューン]お局のモナ・リザさん

[びじゅチューン]写楽式洗顔

[びじゅチューン]バベルの塔にカフェOPEN などなど

 

1本あたりの時間が短いことと、めちゃくちゃ本数があるので、隙間時間にちょいちょい見ています。

ああ、隙間時間には本を読んでいた私はどこに…。

 

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本日の読書:なしくずしの死 L=F・セリーヌ

 

国書刊行会ホームページより
『主人公フェルディナンの幼少期を覆う、数々の悲惨、溌剌とした冒険、人々のやさしさ――セリーヌがその類いまれなスタイルを確立し、人間=医師としてのみずからの志を確認した最高傑作。』

原題は「クレジット払いの死」で、生まれ落ちたときから「死」に向けて少しずつ命を支払っていくのが人生、という意味でしょうか。

作家である主人公のフェルディナンの、悲惨で、理不尽で、非衛生的でシュールな半生が、延々と書かれています。
ストーリーは特になし。
多分、下巻もこんな感じなんだろうなあ。

昔は好きだったんだよなあ。
こういう、ストーリー無関係に主人公の思考がだらだら書かれているような作品。
だけど最近は苦手。しんどい。
さらに暴力的なシーンとか、糞尿のシーンとかも多くて、脳がちっとも喜ばない。

”セリーヌを嫌う者は誰か?おお!私は連中のことなら百も承知だ。一人残らず。それはこの人生の一切を容認し、何事にも逆らわず、あらゆる卑劣と妥協し、あらゆる不正に目を塞ぐ、あの数え切れない愚者の群だ!――温和しく、諦め切った、生ぬるい連中――あの神にも唾棄される連中だ!――満ち足りた、おめでたい、何不自由ない連中だ。”
解説にある、セリーヌの言葉から。

作者はこの世界に絶望しているらしい。
その怒りを、この作品にぶつけたのだけれど、なんと言われてもこの文体は私には合わない。

下巻読むのはどうしようかなあ…と思っていたはずなのに、うっかり図書館に予約してしまったから、きっと読むんだろうなあ。