わたしの推し麺

今日は、用事があったのでお昼は外食。

いつもは鶏肉のフォーを頼むのですが、初めて牛肉のフォーを食べました。

うーん…次回からはまた鶏のフォーにしよう。

 

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本日の読書:星界の紋章 Ⅰ 帝国の王女 森岡浩之

 

カバー裏より
『惑星マーティンの平和は突如襲来した宇宙艦隊によって破られた。侵略者の名はアーヴ、遺伝子改造によって宇宙空間に適応した人類の子孫だという。彼らの強大な軍事力の前に全面降伏の道を選んだ惑星政府主席の決断は、その幼い息子ジントの将来を大きく変えた――運命のいたずらでアーヴの星間帝国の貴族となった少年の冒険行を、SFマインドあふれる設定と、息もつがせぬストーリーで描いた気鋭のスペースオペラ超大作。』

高校生の頃SFを読み始めたきっかけがスペースオペラだったので、とにかく楽しい読書でした。
しかも30年くらい前の作品。
今っぽく尖ってなくて、ほんと好きだわ。

『星界の紋章 Ⅰ』なんていうから、一話完結のシリーズ化と思ったら、話の途中で続く。
上中下巻の上ってことでした。

惑星マーティンで穏やかに子ども時代を過ごしていたジントは、ある日現れたアーヴ帝国に故郷の星を侵略され、父の決断により、あろうことか帝国貴族となってしまった。
故郷を裏切った父への思い。
アーヴの見た目と大きく違うために貴族としては生きにくく、だからといって地上人として生きるわけにいかないジントの屈託。

貴族は一定期間軍隊に所属することが義務付けられるので、ジントは軍の事務官を養成する学校へ向かうために宇宙艇に乗船する。
ここでジントが出会うのが、帝国の孫娘であるラフィール。
二人はそれぞれに運命と戦っているのだが、ジントにとってラフィールは帝国貴族の教科書でありお手本。
読者にとっても、ラフィールの説明で帝国のありようがわかるシステムになっている。

ところが突然宇宙艇が襲われる。
帝国の独裁に異を唱える勢力に攻撃され、ラフィールとジントは艇を脱出し、早急にこの異常事態を帝国に知らせなければならないのに…!

50ページくらいで次々に場面転換するので、テンポよく読めるのもいい。
そして猛烈に次巻が気になる。
よい本に巡り合えました。

”けれども、彼らは誠忠と隷属の区別をちゃんとつけていたものだ。”
これ、大人として大事なことだよね。