明日の自分にひとこと

「規則正しい生活をせよ」

 

夏季休暇の間中、退職後の生活を想定した規則正しい生活をする予定でしたが、午前中いっぱい昨日読み終わらなかった本を読んですがした時点で、もはや不規則。

 

夕食の支度を10さんとする。

これはクリア。

しかし、晩ご飯後、寝た。

 

まだ寝足りない気持ちを抑えて、今ブログを書いているわけだけど、いやもう、全然規則正しくない。

明日こそ午前中のうちに掃除洗濯して、勉強しよう。

とりあえず今日は寝る。

 

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本日の読書:カササギ殺人事件 下 アンソニー・ホロヴィッツ

 

カバー裏より
『名探偵アティカス・ピュントのシリーズ最新作『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読んだ編集者のわたしは、あまりのことに激怒する。ミステリを読んでいて、こんなに腹立たしいことってある?原因を突きとめられず、さらに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想もしない事態だった――。ミステリ界のトップランナーが贈る、全ミステリファンへの最高のプレゼント!』

上巻の最後、唐突に犯人の名を告げて終わった続きが気になって、急いで本を開いたら、作中作の話から作中現実の話にシフトしていて、大変戸惑う。
もしかしてこれ、現実の事件が解決したら、作中作はうっちゃられるのではないかと危惧しました。
が、安心してください。
ちゃんと両方解決します。←当たり前

作中作『カササギ殺人事件』は、名探偵が犯人を名指しするところ以降の原稿が紛失。
そして作者は自殺。
しかし、作品を完成させずに作家が自殺するだろうか?
担当編集者は原稿を探すために、作家の周辺の人たちに話を聞いて回るのだが…。

”世間に流通しているありとあらゆる種類の本のうちでも、ただひとつミステリだけは、未完のままで出すわけにはいかないのだ。”

…我が家の世界文学全集、ディケンズの巻に収録されている『エドウィン・ドルードの謎』は未完だった。
知らずに読み終えて、絶望のあまり膝まづいて号泣した中学生の自分を思い出したら、「あれはディケンズの作品だったから許された」なんて書いてある。
まだ許してないぞ、私は。

閑話休題。
とにかく自殺した作家のいけ好かないことと言ったらない。
だから担当編集者自身も彼とはうまくいかず、直接交渉は社長任せだったくらいなのだ。
ありていに言って、私も「下司ヤロウ」と思います。

全部読み終わって思ったのは、下司ヤロウが書いた作中作の『カササギ殺人事件』の方は、真相を知ると、唐突な人物設定の追加はあるものの、事件を起こしてしまった理由については自己中とはいえ多少の同情の余地はあるとおもう。
が、本編の方の真犯人は、結局自分のことしか考えてないよね?
床に倒れて動けない彼女をまたぎ越したついでに蹴りを入れるって、人としてどうよ。

本筋とは関係ないけれど、イギリスに残って編集者としての仕事を続けたい彼女と、クレタ島でホテルを経営したい彼。
どっちを選ぶ?って、どっちもはダメなの?
飛行機で3時間なら、遠距離結婚でいいじゃん。
元々、教師の彼が忙しくない週末にしか会っていなかったのだから。
彼女だけが二者択一を迫られるのは、今どきちょっとなーと思いました。