難読漢字って、音読みより訓読みのほうが断然難しいと思います。
そりゃそうだよね。
音読みって、おとを読むことだから。
「文る」
これが全然読めませんでした。
正解は、かざる。
これをどうやって記憶に定着させるか。
そうだ、この語が入った故事成語を覚えてしまえば、読みも意味も行けるのではないだろうか。
ってわけで
『小人(しょうじん)の過(あやま)つや 必ず文(かざ)る』
意味としては、「品性の卑しい人は、過失を犯しても改めようとせず、きっと言い訳をしてごまかそうとする」ことだそうです。
職場の机の引き出しにこれを書いた紙をしまっておいて、毎朝、暗誦してから答え合わせをしていたのですが、覚えるまで2週間もかかってしまいました。
「小人過つは…」
「小人の誤つるや…」
「小人が過つ…」
後半は覚えたけど、前半がなかなか覚えられません。
2週間かかった理由は、月火出勤、水曜テレワーク、木金出勤、土日休みというサイクルなので、2日かけて覚えても3日目に忘れているからです。
鳥頭にもほどがある。
でも、今回はちゃんと覚えました。
今は違う言葉を定着させているところ。
亀の歩みより遅いカタツムリの歩みペースで頑張ります。
あ、普通に問題集もちゃんとやっていますよ。
さすがにこれだけに専念しているわけではありませんので、ご心配なく。
本日の読書:柔らかい土をふんで、 金井美恵子
Amazonより
『柔らかい土をふんで、あの人はやってきて、柔らかい肌に、ナイフが突き刺さる…逃げ去る女と裏切られた男の、狂おしい愛の物語。金井美恵子の待望の官能的長篇小説。』
帯には『官能的長編小説』と書いてありました。
目次はなく、いくつかの章に別れていますが、それらの章はいくつもの出版社のそれぞれの雑誌に何年かにわたって発表されています。
え?
じゃあ短篇集なのでは?
しかし13の章は、何度も同じモチーフを繰り返します。
殺される女。
叔母と少年の私。
日曜画家。
複雑なデザインのスカート。
口紅、マニキュア、ラフィット・ヤーンの糸。
などなど。
極端に句点が少なく、長々と続く文章。
気を抜くと、主語がわからなくなる。
繰り返される同じような、もしかしたら少しずれているのかもしれない展開。
5ページおきに読んでも感覚的には変わらないのかもしれない。
湿った空気に感じるのは汗や血や吐しゃ物…つまり有機物。
これが官能ってことなのだろうか。
わからない。
そもそもこの作品の舞台は日本だと思うけれど、妙にフランス映画っぽい気配を漂わせていたりもするのだ。
どこが?と問われると答えられないのだけれど。
私の苦手な恋愛小説×私の苦手なフランス映画=理解不能
これがもし長編小説なのだとしたら、章ごとにいろいろな出版社で発表することの可能に驚く。
けれど、あまりにも繰り返しが過ぎて、独立した短編小説というのは無理だろう。
これを「コピペ」と断罪しないのは、純文学だから?
超絶仕事が忙しい中、連日の高気温に思考停止になりかけながら読むと、頭の中が?でいっぱいになりました、という話。