二日酔いになるかもだから、仕事が忙しくないなら休んだら?という悪魔の10さんのささやきにより、本日は休暇をとっています。
二日酔いではありません。
でも、午後に10さんが出かけたあと、めっちゃ重い本を胸の上に伏せながら「重いよー。苦しいよー。」とうなりながら寝ている自信はあります。
その前に、昨日食べたもの思い出せるかクイ~ズ!←クイズではない
そもそもシェフのお任せコースなのでメニューがないのです。
で、シェフの説明を聞いてから(聞きながらではないところがミソ)、スマホにメモを取って、ブログにアップできるくらいに再現できるか、という挑戦です。
まずはスパークリングワイン。
ボトルの写真を撮るの忘れちゃったけど、ワインのメニューは写真撮ったので大丈夫。
グーウェ・アンリ ブリュット NV
シャルドネとピノ・ムニエとピノ・ノワールの3種類のワインをブレンドしたものらしいですが、めっちゃ美味しくて、これだけ延々飲んでも満足なくらい。
まずはパンと、豚のリエット
パンで掬って食べてと言われたけど、このパンがまた絶品で、何もつけなくても美味しい。←をい!
バターは最初からつける気なかったけど、10さんが「美味しいよ」というのでちょびっと舐めたら、これまた「んまい!」
もちろん当然言うまでもなくリエットも美味しくて、最後はお行儀悪ですが、こそげ取るようにきれいに食べました。

前菜1 甘くないメロンとプロシュートに生ハムのジュレをかけたもの
生ハムのジュレですってよ、奥さん!
ワインが進むなんてものじゃない!

というわけで、ワインおかわり。
テラス ド ミーニョ ヴィーニョ ヴェルデ 2021
ポルトガルの『緑のワイン』と言われている微炭酸ワイン。
これ、好きだわ~。

前菜2 蟹の身と味噌をドレッシングで和えたもの
手前の白いのはカリフラワーのピューレ。激うま
両側のはエビをメインにした魚介のジュレ。永久に食べていられる。

前菜3 パテ・アンクルート
豚のレバーのパテとイチジクとピスタチオが入っていて、豚のジュレ(!)が乗っています。
添えられているのはカリフラワーとレンコンとペコロスのピクルスと、イチジクのコンフォート。
そして生野菜はスベリヒユ。
確かエチオピアのマスタード。(ハタハタの卵みたいな見た目ですが、ちゃんとマスタード)
カリフラワーが泣けるくらい美味しかった。
パテはもちろん美味しいのだけど、パイはバターが濃厚なのに重くなくて、ついうっかり食べすぎること可能。

シャンソン ヴィレ・クレッセ 2020
わかりにくいけど、巨大グラスなのに薄ハリのグラスに感動。
お店の人によると、最近小ぶりのワイングラスもよくあるので、そのタイプなら薄ハリでも割りにくいですよ、とのこと。
正統派の美味しい白ワイン。

スズキのポアレ。
身はほろほろ、皮はパリパリ、間はねっとり。間違いない焼き具合。旨し!
玉ねぎとほうれん草のマーブルソース
玉ねぎとアーモンドの焦がしソース
ペコロス、オクラ、レッドキャベツのスプラウト、ジロール茸
塩焼でもおいしいけど、ソースって美味しいなあって思った一皿。

前菜だけでたっぷり1時間かかり、全部で3時間くらいかけてゆっくり美味しくいただきました。
帰りがけ「お腹いっぱいになりましたか?」って聞かれて、「本当はパンをおかわりしたかったんですけど、断念するくらい満腹です」と言ったら爆笑されました。なぜ?
10さんからプレゼントももらって、大散財させてしまいました。
が、一番ありがたいのは、何かとポンコツな私を、いつも好きなようにさせてくれていることです。
「俺がいないとダメなやつ」とか「もっと大人になれ」なんて言われていたら、毎日をこんなに楽しくは過ごせなかった。
きっと大器晩成なので、今後の私の成長をゆっくりお待ちください。
ま、大器じゃない可能性もかなりあるけどね。